Asia-Pacific Network Information Centre(APNIC)は4月15日、同日をもってAPNICの管理するIPv4アドレスの在庫が枯渇したことを発表した。あわせて、APNICとアドレス在庫を共有する社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)も、IPv4アドレスの通常割り振りを終了すると発表している。 JPNICによれば、今後のIPv4アドレス分配方法は、「最後の/8ブロックからの分配ポリシー」に基づいたものになるという。これは、APNICにおける最後の/8ブロック(約1670万アドレス)から、新規の事業者およびIPv6への移行のために利用されることを想定して、IPv4アドレスの分配を行うもので、初回割り振りまたは追加割り振り基準を満たしていれば、1組織につき1回まで、/22(1024アドレス)の割り振りが認められるというもの。APNIC