以前から指摘されてきたように、いよいよIPv4アドレスの枯渇が現実のものになりそうだ。 IPアドレスを管理する組織「IANA」(Internet Assigned Numbers Authority)が、その下部組織である「ARIN」「RIPE NCC」「APNIC」「LACNIC」「AfriNIC」といった地域インターネットレジストリ(Regional Internet Registry:RIR)に割り振っているIPアドレスの在庫が無くなり、新たな割り振りができなくなることを「IPv4アドレス枯渇問題」とされてきた。 簡単にいえば、新規に割り当てるIPアドレスがなくなるということは、新規にサーバや端末などをネットワークに追加できなくなることを意味し、新しいユーザーがインターネットに接続できなくなったり、サーバを新規で運用することができなくなったりするわけだ。 IANAの在庫は残り5ブロッ