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ブックマーク / bunkaonline.jp (15)

  • 園子温インタビューがひどい・火事でも逃げない二郎の客:ロマン優光連載293

    何気なくインターネットを開くと、たまに「あなた、大丈夫なの!?」と思わず声が出てしまいそうになるものが目に飛び込んでくることがある。 そして、この「あなた、大丈夫なの!?」には、 (なんでそんなことするのか意味がわからない) (絶対に大丈夫じゃない…) というふたつの内心の声がくっついているわけである。 たとえば、はあちゅう氏のなりすましをめぐる裁判などは私にとってそういう案件である。 有名ブロガー・はあちゅう氏を巡る不思議な裁判の判決が出ました。 ①はあちゅう氏の「アンチ」であるA氏がTwitter上で、はあちゅう氏が自分のなりすましアカウントを作成したと言及する。 ②はあちゅう氏がA氏の複数の投稿についてプライバシー権の侵害や名誉を毀損したとして訴えたのだが、その中になりすましアカウントに対する言...

    園子温インタビューがひどい・火事でも逃げない二郎の客:ロマン優光連載293
    doycuesalgoza
    doycuesalgoza 2024/06/01
    "あそこはたしか券売機だから、丼をもったまま外にでても先に払っているから食い逃げにならないよな…"→丼ぶりは後で返しに行くスタイルならOK/はあちゅう、久しぶりに思い出したぜ。
  • 西新宿タワマン刺殺事件で被害女性がなぜか叩かれまくった件:ロマン優光連載291

    5月8日未明に起こった、西新宿のタワーマンションの敷地内で25才の女性が待ち伏せしていた51才男性に刃物でメッタ刺しにされて殺害された事件。例のごとく、はっきりとした情報が出ないうちからネット上には被害者を叩く人間が出現し、げんなりさせられた。道義的な問題や情報リテラシーの問題ももちろんそうだし、そんなことを書いたら訴えられることもあるということがわからない危機意識のなさにもうんざりだ。 被害者が水商売に従事していたこと。加害者は金を返してほしいと主張していたこと。加害者の父がマスコミに語った、息子は結婚したいなら金を出せと言われていたという話。こういった断片的な情報から「悪質ないただき女子に騙されて大金を奪われた可哀想な中年男性の復讐劇」というストーリーが形成され、それにそって被害者が盛大に叩かれていたわけだが、「純情な中年男を性悪な商売女がだまして復讐された」という昔ながらの物語と昨今

    西新宿タワマン刺殺事件で被害女性がなぜか叩かれまくった件:ロマン優光連載291
    doycuesalgoza
    doycuesalgoza 2024/05/18
    人間の感情をダイレクトに商売にするとこうなるんだろうけど、それでも女は「私は上手くやれる。逃げ切れる」と思っていたんだろう。ぞくぞくするほどの紙一重に見えるが当事者双方はそれに気づかない、たぶん。
  • 大谷翔平:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載7

    第7回 大谷翔平 『実話BUNKA超タブー』を読んでらっしゃる中年弱者男性にはマジどうでもいいだろう最近のLGBTQニュース! 札幌高裁にて、「同性婚を認めないのは違憲状態」という判決が出ました! まったく同性愛者の奴らってば、私たち中年弱者男性が日々低賃金にてブラック企業にこき使われ、ボロボロの身体で狭いアパートに帰宅しては半額シールを貼られた唐揚げ弁当をアルコール濃度9%の飲料で流しながらXにて主張の強いマイノリティを誹謗中傷するくらいしか楽しみがないというのに、生意気にもほどがありますよね! 身の程をわきまえたほうがいいですよ、まったく! 以前は私もそんなことを思っていたわけです。 実際、低賃金の肉体労働をやってた頃は、ゴミ部屋で半額弁当をストロングゼロで流しつつ、ツイッター(当時)でキラキラしたリア充同性愛者を見つけてはそのホームパーティ画像を2chに貼って「ブースブース」とはやし

    大谷翔平:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載7
    doycuesalgoza
    doycuesalgoza 2024/05/16
    ワロタ “しかし今回でただのつまんないノンケだと判明したので”
  • 川勝知事はトンデモ知事:ロマン優光連載285

    「毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです」 川勝平太静岡県知事の静岡県の新規採用職員に対する訓示の中でのこの発言。発言内容のありえなさに『闘将!!拉麺男』が突如X(旧Twitter)のトレンドになっていたのを知ったときのように驚いたし、当然のことながら、シューマイが人々の怒りをかっているかのごとく、批判を浴びている。シューマイというのは当に腹立たしい発言しかしない憎々しい子供であんな失礼な人間なかなかいない。敵の罠でラーメンマンが陥れられあらぬ疑いをかけられているのに我が身可愛さに知らんぷりをするときのシューマイの顔の憎々しさときたら……って、この原稿で書くのはシューマイがいかに不快な奴かということではなく、川勝知事のことである。 まあ、なにが悪いのか説明する必要はないくらい酷い発

    川勝知事はトンデモ知事:ロマン優光連載285
  • 山川純一:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載5

    第5回 山川純一 一般社会でゲイがオープンであろうとすると、道化、つまり笑いものの役割を担わざるをえないことが多い。芸能界でこれまでオープンリーゲイだった人たちを考えても、道化であったパターンが大半ではなかろうか。 同性愛者は当たり前に存在するが、当たり前の存在ではない。多くの同性愛者はそれを隠して生きているからだ。未だ世間との壁が確実に存在する中、オープンな同性愛者は「笑い」あるいは「シリアス」をその壁の緩衝材として使ってしまう傾向がある。道化と深刻の狭間で、ゲイが「ただの陰茎好きな男でーす」と素直に存在することは、まだまだ難しいのだ。 一般社会でゲイが取り上げられるときも、多くは「笑い」か「シリアス」がセットになっていた。 例えば『とんねるずのみなさんのおかげです』のキャラクター、保毛尾田保毛男。しかし30年の時を経て特番で彼が復活した際、当の同性愛者から抗議運動が起きて、事実上彼の存

    山川純一:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載5
  • あの頃の創価学会:ロマン優光連載267

    267回 あの頃の創価学会 1972年生まれの自分が初めて池田大作という人の存在を強く意識したのは小学校高学年から中学生くらいのころ、街中に貼ってあった池田氏と創価学会を糾弾する内容が書かれた貼り紙によってだった。当時自分が歩いていた街中の光景が朧気になっていく中で、これと横田めぐみさんの消息を求める貼り紙はなぜか鮮明に覚えている。 明確にその名前を意識したからといって、なんでそんなに糾弾されているのかはいまいちわからなかった。一方で池田氏が創価学会の人からおそろしく崇められているのはなんとなく知っていたが、信者でない自分にとっては、なんでそんなに崇拝されているのか、なにをしている人だかよくわからない存在だった(この原稿は、小学生から大学生くらいまでの自分の、池田氏や学会に関する記憶に触れている部分があるのだが、そこで「よくわからなかった」と書いてあるからといって、今現在わからないとか知ら

    あの頃の創価学会:ロマン優光連載267
  • 『ゴジラ-1.0』を観た:ロマン優光連載265

    265回 『ゴジラ-1.0』を観た怪獣映画として最高だったと思う。そう、『ゴジラ-1.0』の話だ。 怪獣映画としてというか、ゴジラ映画として最高だった。圧倒的な迫力の怖いゴジラが人間を殺しにくるのだから、ゴジラの主演映画としてなんの不満があるだろう。 人間ドラマ部分に対して、一般的に評価があまりかんばしくないのは確かだ。唐突に始まるメロドラマパートが長い。台詞で説明しすぎ。反戦のメッセージは明確にあるのだが、戦争を起こしたものに対する怒りとかは特に描かれていない。ゴジラに原爆のイメージが投影されているのは確かだが、いまいち鮮明ではない。政府に対する不信は描かれているが、それに対する怒りはさらっと描かれているだけで、あまり感じられない。一部の役者の演技。

    『ゴジラ-1.0』を観た:ロマン優光連載265
  • ryuchell:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載3

    第3回 ryuchell 性は多様だ。ストレート、バイ、ゲイときっかり分かれているわけではなく、その間はグラデーションになっているのだ。 ゲイでありながらも、その当たり前の事実が飲み込めたのは、比較的最近だった。なぜなら私はゲイの中でも最右翼、根っからのドホモだからである。 スーパー銭湯やサウナで目の前を通り過ぎる様々な陰茎。これらを私は古代ローマ貴族の気分で優雅に眺めているのだが、ノンケの方々はこれに耐えられるのだろうかと昔から不思議だった。目の前を様々な女性器が通り過ぎたなら、私はショック死してしまう。 「陰茎なんて見るのも嫌!」というノンケ最右翼の方々は、最初からこういう場所には来ないのだろう。ということは今銭湯やサウナに来てる方々は「陰茎、まんざらでもないよ?」ということではないだろうか。こういうところでうっかりノンケに手を出して問題を起こすゲイの気持ちがわからなくもない(ダメです

    ryuchell:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載3
  • 鳥羽周作:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載2

    第2回 鳥羽周作 ツイッターに「ゲイ界の橋環奈」というパワーワードがトレンドにあがっていた。 広末涼子とレストランsio経営シェフの鳥羽周作の不倫騒動の第一報であった。その鳥羽周作がゲイ界の橋環奈と呼ばれてるとして、バズっていたのである。 その発端は、ひょっとしたら私かもしれない。 鳥羽シェフをテレビで初めて見かけた瞬間、「セクシーアイドル発見!」と叫びまくったのだった。確かリリー・フランキーがデビュー直後の広末涼子に会ったとき、富士山の頂上に登って「どえらいポテンシャルを持った美少女がここにいますよ!」と日中に向かって絶叫したい欲望に突き動かされたと言ってたが、それはまさしく、鳥羽シェフを最初に見た私の衝動と一緒だった。ある意味お似合いのカップル誕生である。 ゴツい丸顔の中央に完璧に配置されたやや童顔のあっさり顔。邪気のない笑顔にワイルドな短髪とヒゲ。しゃべり方も含めて「ひょっとし

    鳥羽周作:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載2
  • 東山紀之:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載4

    第4回 東山紀之 桜庭ななみが結婚してしまった。 LGBTQに全く関係なく、しかも芸能ニュースとしてこれ以上はないほどに地味な話題で申し訳ない、というのも桜庭ななみに思い切り失礼な話だが。 ただ、彼女が所属する事務所スウィートパワーは、なぜかは知らないが、女版ジャニーズと言われたことがある。なぜかは知らないのだが。 以前、そのスウィートパワーは、桜庭ななみをメインとしたbump.yというアイドルグループを売り出していたことがある。 bump.yは、これ以上はないくらいにボンヤリしたアイドルグループだった。3人ほどが桜庭ななみにボンヤリと似ていて、そのため肝心の桜庭ななみですらボンヤリしてしまうという絶妙な組み合わせの悪さだったのである。事務所の女性社長が単純に自分の好みを集めたからって、アイドルグループがうまくいくとは限らないのだ。 その点、ジャニー喜多川は、おなじ同性愛者でも(言っちゃっ

    東山紀之:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載4
  • 埼玉のトンデモ条例で話題となった埼玉県議・田村琢実とは?:ロマン優光連載261

    261回 埼玉のトンデモ条例で話題となった埼玉県議・田村琢実とは? 10日、埼玉県の虐待禁止条例の改正案が自民党埼玉県議団によって撤回された。 多くの人によって非難されているように、小学校三年生以下の子供だけで登下校、留守番(兄弟の中に高校生がいても)、公園で遊ぶなどさせることが虐待と見なされてしまう、子育ての現実と遊離した非現実的でひどいものだ。大人が自宅に常時いることが基的にできるような家庭でも虐待とされている全ての行為に当てはまらずにいるのは難しいだろうし、ましてや共稼ぎ家庭やシングルマザー・シングルファーザー家庭に対して考慮されているとは、とうてい思えない。あの条例を守れる人がいるとするならば、極々一部の極端に裕福な人だけだ。 罰則がないといっても「虐待者」であると認定される心理的負担も大きいだろう。 行政が学童保育の施設の数を増やしたり、ベビーシッターの普及をはかった上で、誰も

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  • ジャニーズ擁護を頑張る人々:ロマン優光連載255

    255回 ジャニーズ擁護を頑張る人々 ジャニー喜多川性加害問題について、ジャニーズ事務所に依頼された第三者委員会である「外部専門家による再発防止特別チーム」による記者会見が8月29日に行われ、ジャニーズ事務所のHPで調査報告書が公開された。 調査報告書の内容としては、性加害の実在を認め、再発防止のための提言がされているものであり、これをああいった形で公開するということはジャニーズ事務所が性加害の実在を認めたということだと解釈するのが妥当だろう。 また、喜多川氏以外の社員による性加害があったという報告も含まれており、これは非常に重要な報告だと思う。 しかし、稿のテーマはこの性加害問題自体についてではない。この件で陰謀論が成長していっているさまが可視化されていること、それに関するあれこれがテーマである。

    ジャニーズ擁護を頑張る人々:ロマン優光連載255
  • はあちゅう氏の裁判:ロマン優光連載244

    有名ブロガー・はあちゅう氏を巡る不思議な裁判の判決が出ました。 ①はあちゅう氏の「アンチ」であるA氏がTwitter上で、はあちゅう氏が自分のなりすましアカウントを作成したと言及する。 ②はあちゅう氏がA氏の複数の投稿についてプライバシー権の侵害や名誉を毀損したとして訴えたのだが、その中になりすましアカウントに対する言及も含まれていた。 ③A氏が裁判の過程で、なりすましアカウント作成に利用されたメールアドレスがはあちゅう氏の電話番号と紐付いていることを立証したところ、はあちゅう氏が請求を放棄する。 ④それ以外のものについては、はあちゅう氏の主張が5件中3件認められ、A氏には40万円及び遅延延滞金をはあちゅう氏に支払えという判決がでる。 ⑤はあちゅう氏がA氏のなりすましアカウントを自分で作成したにも関わらず、そのことに言及したA氏のツイートが名誉権を侵害するものであると訴えたことで損害を受け

    はあちゅう氏の裁判:ロマン優光連載244
  • 柴田英里寄稿 フェミニズムにとって性行為や性表現は忌むべき存在なのか

    インターネット上で、フェミニストをめぐる騒動が頻繁に起きている。そういった騒動を見ていると、フェミニズムは男性性を嫌悪し、性表現を有害なものとする思想とも見えてしまう。実際のところフェミニズムとは何か。フェミニストである柴田英里氏がフェミニズムの歴史を紐解き、現在の“フェミニズム”を解説する。 Colabo問題を読み解... 第一波~第四波の論争の変遷 以下、第一波から現在までの大まかな流れと、現在のフェミニズムが抱える問題を提示していく。 〈第一波における性的「行動/表現物」の論争〉 第一波フェミニズムの時期(1860年代~1920年代)は、テレビ放送開始以前であり(ラジオ放送開始は1925年)、即時的に情報を伝達するマス・メディアの環境は存在しなかった。そのため、性的「表現物」に関する大きな論争はない。 第一波の日フェミニストが関心を持った性的「行動」は、主に「堕胎罪」、「母性保護

    柴田英里寄稿 フェミニズムにとって性行為や性表現は忌むべき存在なのか
  • 鈴木エイトが斬る、統一教会の思う壺な言論人がドヤ顔で語る「山上を英雄視したせいで岸田首相襲撃が起きた」というデタラメ

    4月15日、岸田首相の演説中に、爆発物が投げ込まれる事件が発生。それを受けて「安倍元首相銃撃事件の山上被告を英雄視した報道のせいだ」「犯罪者の主張(統一教会問題)に耳を貸すな」という論調が蔓延した。その主張のデタラメぶりを、ルポライター村田らむ氏が統一教会問題を追い続けてきた鈴木エイト氏に訊く。 ※インタビューは2023年4月に行われ、実話BUNKAタブー2023年7月号に掲載されたものです。 首相襲撃以降のメディア批判論 4月15日、和歌山県の雑賀崎漁港に選挙応援に訪れていた岸田文雄首相に筒状の爆発物が投げつけられた。 異常事態に気づいたSPが防護板で爆発物を跳ね返し、首相は避難。爆発物を投げつけた犯人・木村隆二は、地元の屈強な漁師にガッチリ押さえられた。その後、かなり遅れて投げつけた筒がドンッ!! と大きい音をあげて爆発。爆発までに50秒と、かなり長い時間がかかったため、被害者は出な

    鈴木エイトが斬る、統一教会の思う壺な言論人がドヤ顔で語る「山上を英雄視したせいで岸田首相襲撃が起きた」というデタラメ
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