みずほ銀行は4日、先月28日に発生した大規模な現金自動預払機(ATM)の障害は、今年1月に導入した「デジタル通帳」へのデータ移行作業が原因だったと明らかにした。1年以上取引がない預金口座を複数回に分けてデジタル通帳に移す予定だったが、今回のトラブルを受けて延期する。 みずほ銀は障害の原因について、これまで定期預金に絡むデータ移行作業とだけ説明していた。鳴り物入りで導入したデジタル通帳が出だしからつまずいたことで、みずほ銀のデジタル戦略にも影響が出そうだ。 みずほ銀は1月から新規の口座開設で紙の預金通帳を発行する際に1100円の手数料を取るとともに、インターネット上で出入金の記録を確認できるデジタル通帳を本格導入していた。 みずほ銀はまた、3日深夜に東京都や大阪府など計28拠点のATMが停止したトラブルで、29件のキャッシュカードと通帳がATMに取り込まれたことも明らかにした。4割は返却が済
くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
世界各国で新型コロナウイルスのワクチン接種が行われる中、フランスに本部があるインターポール=国際刑事警察機構は3日、偽物のワクチンを販売する犯罪グループが南アフリカと中国で摘発されたと発表し、各国に警戒を強めるよう呼びかけています。 インターポールは3日、南アフリカと中国で新型コロナウイルスのワクチンの偽物を販売する犯罪グループがそれぞれ地元の警察によって摘発されたと発表しました。 このうち南アフリカ北部のハウテン州の倉庫では、地元の警察が2400回分の量に相当する偽物のワクチンを見つけ、中国人3人とザンビア人1人を逮捕したということです。 また中国では、警察が偽物のワクチンを販売する犯罪グループを特定し製造していた施設を強制捜査し、およそ80人を逮捕したということです。 インターポールのユルゲン・ストック事務総長は、声明で「これはワクチン関連の犯罪の氷山の一角にすぎない。犯罪組織はオンラ
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