2012年は、新しい事業を“成功率高く”立ち上げるための手法「リーン・スタートアップ」が話題を集めた。ITproでも、3月と7月に特集記事を企画(3月の特集、7月の特集)、それぞれリーン・スタートアップの基本知識や最新動向と、その後の進化を伝えた。 スタートアップ関連の書籍も次々と出版された。例えば、「顧客開発モデル」や「リーン・ローンチパッド・クラス」を推進するスティーブ・ブランク氏(写真1)の「スタートアップ・マニュアル」、多くのベンチャー企業関係者が愛読するエリック・リース氏の「リーン・スタートアップ」、 アレックス・オスターワルダー氏の「ビジネスモデル・ジェネレーション」などである。エリック・リース氏をシリーズエディターとして迎えた「THE LEAN SERIES」の第1弾となる「Running Lean -実践リーンスタートアップ」も、日本語版が間もなく登場する。 大企業の新規事