コクランレビューは最近更新頻度がこまめなテーマとそうでないテーマに二極化していますね。 Kew KM, et al. Increased versus stable doses of inhaled corticosteroids for exacerbations of chronic asthma in adults and children. Cochrane Database Syst Rev. 2016 Jun 7;6:CD007524. 背景: 喘息患者はときに増悪や発作を経験し、追加的な治療を要する。喘息発作の早期に、重症度の軽減や経口ステロイド・入院を抑制するために吸入ステロイド量を倍増させるアクションプランが有効かもしれない。 目的: 遷延性喘息を有する小児および成人の自宅における患者主導アクションプランの一環として、吸入ステロイド薬(ICS)の吸入量を増加させる場合と固
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 日本全国に蔓延中!?「コーチング」や「アクティブラーニング」するなら「教えちゃ絶対にダメ」なんでしょ病!? : 二極化した「わかりやすいロジック」を「解毒」せよ!? 先だって、あるマネジャーさんとお話をしているときに、こんな話題になりました。 「先生、コーチングって知ってますか? いや、会社から、研修を受けろっていうからね、研修を受けたんですけどね。 あれ、どうなんですかね。教えちゃダメだっていうんですね。相手に気づかせるんだって。 でも、教えちゃダメっていわれてもね。知識もスキルも何にもない新人の内面を「まさぐって」も何にも出てきやしませんよ。教えたらダメっていわれても、教えなしゃーないでしょうが。 仕事、覚えら
2016年06月24日06:30 カテゴリ読書・執筆・編集 「型が身につくカルテの書き方」、増刷出来!です。 カルテの書き方の本、増刷がかかったと少し前に連絡を頂きました! 「型」が身につくカルテの書き方 [単行本(ソフトカバー)]佐藤 健太医学書院2015-04-09 昨年の2015年4月15日に日の目を見てから少しずつ増刷がかかり、今年6月の時点で第4刷、合計1万部!の発行部数となったそうです。 これが医師向け出版業界的に多いのか少ないのかはよく分かりませんが、自分が書いた物が1万人の手に渡ると想像すると桁外れのことを成し遂げてしまった感じがします。 うちの初期研修医たちの机にあっても「ああ、指導医に気を使って買ってくれたのかな」とか、「もしかして、研修医内の口伝で、”あの科にローテするときは医局の机にこの本を置いとかないと風当たりが強くなる”とかいう事になってるんじゃないか」とか「で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く