特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします 急性の呼吸不全にて挿管管理, ICU入室となった70歳代男性. 既往や背景疾患は不明. 胸部CT, XPでは両側の浸潤影, GGO, 胸水貯留あり. 心エコーではびまん性の壁運動低下もあり. 急性心原性肺水腫が疑われた. しかしながらHtが56%, Hb 18g/dLと血液濃縮があり, 本当に心不全なのか? という疑問があった. -------------------------- 結論からいうと, 急性心原性肺水腫では間質や肺胞に低浸透圧のFluid貯留を生じることで, 血液濃縮が生じ, 治療し, 改善傾向となると間質の水分が戻り, 血液は希釈される 急性心原性肺水腫でICU管理となった
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