ブックマーク / d.hatena.ne.jp/dame_kana (3)

  • 私は情報ではない - いかすみ万年筆

    心の旅ブログから足が遠ざかっていた理由は諸々あるが、主に、長文を書くのが億劫に感じられるようになったからだろう。もちろんブログが長文である必要もないのだが、140字で思考を垂れ流す行為に慣れてしまうと、記録に残り易いブログでは、内容を考慮しないと書き留める価値が無いように思えてきたのだ。言い直せば、読まれる価値が。 数年前、ブログの機能は円熟した。ブログを中心に、ネットにはライフハックやらニュースの転載やらが万延していた。人々は情報を早い者勝ちに収拾し、それをコレクションとして見せ合うことに躍起になっていたように見えた。私はそのような傾向には興味を持たなかったが、このブログで深く考えずに書いたことが、意図せず「情報」扱いされることもあった。そうなると、妙な責任感に苛まれる状況になる。単に書きたい事を書くのではなく、自分の書こうとしている事が正確な「情報」なのか確認するようになってしまった。

    dragon-boss
    dragon-boss 2012/04/25
    《ここ数ヶ月、考えて来たことだ。私は情報ではない。人間だ、と》
  • 柔らかい鉛筆 - いかすみ万年筆

    心の旅 1942年から続いているBBCラジオの長寿番組『Desert Island Discs』。著名人をゲストに呼び、無人島に持って行きたい8曲と1冊の、贅沢品を1つをあげてもらい、それにまつわる話を訊く。数年前、ミュージシャンのモリッシーがゲストの回を聞いていていて、スッと背筋の寒くなる発言があった。選曲の多くは70年代の初期パンク・ムーブメントから。はオスカー・ワイルド全集。そして最後に紹介された贅沢品はベッドであった。「ベッドを持って行かないわけにはいかないでしょう。だって就寝する時がその日の至福じゃないですか…睡眠は魅力的です。死の兄弟なのですから。」 • The Guardian: Mellow Morrissey picks his Desert Island Discs 私が氏のブログを知ったのは3年程前。少々古風で洒落た文体に、飄々とした鉛筆画が添えられていて、初めて

  • ダイオウイカとの出会い - いかすみ万年筆

    見聞記 ロンドンの自然史博物館(London Natural History Museum)は、現地の子供達の間で「恐竜博物館」として知られほど、恐竜関連の展示で有名で、親子連れは勿論、生徒達の団体見学や観光客で常に賑わっている。この博物館は訪問者への展示、教育だけではなく、その舞台裏には自然化学分野における最新鋭の研究室の数々を擁している。外部から出入りをしている人数を含めると、300人近くの科学者が博物館内で働いているそうだ。 また、研究とカタログ化の為に膨大な数の生物のサンプルを保管している。館の西側に続く建物、7階建てのダーウィン・センターには2千2百万もの液漬け標の瓶がミッチリと保管されていて、その棚の全長は27kmにも及ぶ。その一部が一般公開されているのは、あまり知られていない。 私はこのSpirit Collection Tours(液漬け標蒐集ツアー)に二回参加してい

    dragon-boss
    dragon-boss 2010/10/15
    すげー、こえー、いきてー。まさに《都会の魔境》。
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