正月が終わってバタバタしてたらあっという間に外市。いよいよ、わめぞの2010年が始まります。 2008年は次々と新しいイベントを連発してひたすら外側に向けてアピールした年で、昨年はまず「みちくさ市」を軌道に乗せるということを第一に考えた年でした。みちくさ市は「ブックイベント」という括りで考えるならば、がっつりではないけれど、まぁそれなりに結果が出たような気がします。少なくとも「芽は出た」かなという意味で。ただ正直に言えば最近思うのは「ブックイベント」としての成功なんて、極論を言えば意味ないんじゃないかな、と思うようになりました。意味ない、は言いすぎだと思うけれど、出た結果、つまり人同士がつながった結果、それが新しく見えてもできあがったものが「本の業界の形」なのであったら、女性のお客さんが増えようが、若い人が増えようが、それはみんなが危機感を持っている今の古書会館の古本市の姿と実は変わらない