インターネット広告の業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)が、クリック測定ガイドラインの制定を目指したワーキンググループを発足させた。グループには、Google、Microsoft、Yahoo!などが既に参加を表明している。 このガイドラインは、視聴率調査の監視などを行っている非営利団体MRC(Media Rating Council)と共同で作成する。無効/不正なクリックの識別も含め、「どのクリックがカウントされるべきか」についての業界標準などを設定する。新しく制定されるこのクリック測定ガイドラインは、2004年に制定された広告インプレッション測定ガイドラインの一部となる。 これによりマーケティング担当者は、信頼できる業界標準に基づいて、パフォーマンスベース・マーケティングの効果測定ができるようになるという。 関連記事 Googleのクリック詐欺訴