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小説とケータイ小説に関するdragonmoonのブックマーク (8)

  • ケータイ世代はなぜすぐ「ごめん」というのか~『小説の読み方』 平野 啓一郎著(評者:朝山 実):日経ビジネスオンライン

    一球ごとに、バッテリーの狙いを、素人にわかりよいことばにする。楽天のノムさんの、次の投球を読む解説は、聞くだけで野球について物知り気分となる面白さがある。「裏」を読むということでは、これはノムさんに似ているかも、と思わせるのが、書だ。 著者は、前著の『の読み方──スロー・リーディングの実践』で、デキルやつはやっているといわれる「速読」の不毛さを指摘し、はじっくり、疑問に思うところは立ち止まり、できれば何度も読み返す「遅読」こそが、自分を養う力になると提唱している。 あっという間に読めた。すらすら読めた。というのが、いまは賛辞に使われたりするが、ほんとうにそれは褒められることなのか。著者は京大生時代にデビュー作『日蝕』で芥川賞を受賞し、それがあまりに難解すぎて歯が立たないと評判になった作家である。ものすごい量のを読みこなしているであろう彼が、「遅読」。 さて、その続編にあたる書でテ

    ケータイ世代はなぜすぐ「ごめん」というのか~『小説の読み方』 平野 啓一郎著(評者:朝山 実):日経ビジネスオンライン
  • 9割近い10代の女性が「ケータイ小説」を書いており、好きな小説ジャンルは「ファンタジー」

    株式会社ビジュアルワークスが「10代の小説に関する意識調査」を行ったところ、9割近い10代の女性が「ケータイ小説」を書いており、好きな小説ジャンルは「ファンタジー」だったそうです。 また、「ライトノベルを読んだことがある」ユーザーは全体の73.9%、「好きな作家名を教えてください」との問いでは「乙一」「時雨沢恵一」「西尾維新」など若年層に圧倒的な人気の作家が挙げられたとのこと。 当なのでしょうか?「ケータイ小説」普及率の実態は以下から。 10代966人を対象に小説に関する意識調査を実施 9割近い10代の女性が「ケータイ小説を書いている」 好きな小説ジャンルは「ファンタジー」 このウェブアンケートは「フォレストページ」という携帯電話向け無料ホームページ作成サービスで行われたとのことなので、ケータイ小説が好きな人が多いのはある意味当然で、さらによく見ると回答を行った966人のうち「女性:93

    9割近い10代の女性が「ケータイ小説」を書いており、好きな小説ジャンルは「ファンタジー」
  • 瀬名秀明に聞く「仮想世界」「ケータイ小説」「初音ミク」

    現実よりも「リアル」な仮想世界は、あと十数年で実現する。そのとき、わたしたちはどう生きるだろうか――作家・瀬名秀明さんがこのほど出版した「エヴリブレス Every Breath」(TOKYO FM出版、1680円)は、そんな未来と今とをつなぐ、恋愛物語だ。 Second Lifeよりもリアルな仮想世界に、自分そっくりのアバターが暮らし、恋をする。永遠に生き続ける「もう1人の自分」と、対峙する1人の女性。「SFに興味がない人にも届けたい」――“理系のうんちく”を恋愛小説に仕立てた、と瀬名さんは言う。 小説は携帯電話にも配信するが「読みにくいだろう」と苦笑する。携帯という小さなデバイスに合った表現は、紙の書籍とは別。改行だらけで泣かせる「ケータイ小説」こそ、ぴったりなのかもしれない。「メディアの形が変われば、表現も変わる」 SFが描いたバーチャルアイドルのような存在が、ネット上に生まれつつある

    瀬名秀明に聞く「仮想世界」「ケータイ小説」「初音ミク」
  • 島田雅彦がケータイ小説を連載開始

    もう既に連載が始まっていますが、島田雅彦がケータイ小説の連載に挑戦しています。 asahi.comにいろいろと記事が出ているので、時系列に追いかけてみます。 リンク: asahi.com:島田雅彦さん、新連載小説「徒然王子」への思い語る - 文化一般 - 文化・芸能. 純文学もファンタジーもミステリーも同じなのだという。「ジャンルに関係なく、フィクションの自由を最大限使い、子どもも老人も血湧(わ)き肉躍る小説を書く。これはケータイ小説に対する新聞小説の逆襲だ」 リンク: asahi.com:島田雅彦さん「読むに堪えない」 ケータイ小説に挑戦  - ひと・流行・話題 - BOOK. 「とても古い伝統的なジャンルとしての新聞小説は、ケータイ小説の対極にあるといってもいい。実際に両方読んでいる人は少ないんじゃないか。ケータイ小説を新聞小説にすることができないのなら、新聞小説をケータイ小説にするこ

  • 活字中毒R。

    『ダ・ヴィンチ』2007年月号(メディアファクトリー)の記事「ケータイ小説ってどうなの?」より。 (「若者がケータイ小説にハマる理由」という「ケータイ小説」読者の10代の女の子たちの対談記事。参加者は、木村裕美さん(18歳)、柳沢桃子さん(18歳)、松優美さん(17歳)、中島祐乃さん(17歳)) 【司会者:『セカチュー』もやっぱりヒロインが死んじゃうでしょう? あれはどうなの? 中島:私はそれなりに感動したけど……ただ、『セカチュー』って、なんていうか「昔」の話なんだよね。ところどころわからない描写があったし……今っぽくないなあって。 柳沢:うん、やっぱり「現実的」じゃないんだと思う。リアルかどうかって大事だよね? 一同:うん。 柳沢:出会い系とかレイプとか、ちょっとグロい現実の話が、もしかしたら近くであるのかもって思うところにリアリティがあるんだと思う。 司会者:えっ? でも出会い系

  • ソーシャルメディアとしてのケータイ小説:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

    ケータイ小説作家の未来さんに会った 『命の輝き』(ライブドアパブリッシング)というケータイ小説がある。少し古い話になるが、11月初めに著者の未来(みく)さんと会った。取材ではなく、ちょっとした会の席だった。の装丁を手がけたのが私の身内で、それで「お礼に」と書籍編集者が会の場を設けてくれたのである。だから正式にインタビューしたわけではない。 実際に会うまで、私は未来さんを「たぶんギャルっぽい感じなんだろうな」と漠然と考えていた。ケータイ小説はベストセラーになったものについては網羅的には読んではいたものの、どのような人がこれらの小説を書いているのか、まったく想像もできなかったからだ。当然、小説内によく登場してくるような「援助交際」「レイプ」「リストカット」といったキーワードで捉えられるようなイメージになってしまう。私の想像は、いま思えばまさに馬鹿馬鹿しいステレオタイプではあった。 しかし

    ソーシャルメディアとしてのケータイ小説:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
  • 『恋空』を読む(1):ケータイ小説の「限定されたリアル」 : WIRED VISION 濱野智史の「情報環境研究ノート」

    『恋空』を読む(1):ケータイ小説の「限定されたリアル」 2008年1月15日 ITカルチャーメディア コメント: トラックバック (1) (これまでの濱野智史の情報環境研究ノート」はこちら) ■1. 分析を始める前に――『恋空』に対する2つの立場 ずいぶんと旬は過ぎてしまった感はあるのですが、今回は少し趣向を変えて、2007年に話題を集めたケータイ小説作品、『恋空』(スターツ出版、2006年)について分析してみたいと思います。 さて、分析を始める前に、いくつか確認しておきたいことがあります。昨年から(おそらく映画が公開されヒットを記録したのを境に)、ネット上では――ケータイ小説のメイン読者層ではなかった人々の間で――、この作品をどのように位置づけるのかをめぐって議論がなされていました。筆者もそのすべてをきちんとフォローしているわけではありませんが、ある程度概観しておくならば、それは大きく

  • 座談会「ケータイ小説は文学の夢を見るか」 - 銀色のホットカルピス

    id:sakstyleさん、id:kaelemakuleさん、id:SuzuTamakiさん、id:Muichkineさんによる座談会です。某大学の同人批評誌の中の企画。今年10月初めに出されたものです。『恋空』を中心に、ケータイ小説や2ちゃんねるが新しい小説を生み出すかどうかについて。座談会の概要と、感想、テーマについての他の可能性の模索です。思いがけず長くなりました…。前回エントリー:女子高生的官能小説としてのケータイ小説 - 銀色のホットカルピス 座談会概要その場に参加していないとわからないような口語独特の省略や指示語、掛け合い、読点で続く一文がところどころにあるように感じました。そのためひょっとすると発言の意図を取り違えた箇所があるかもしれませんが…。 ケータイ小説縦書き小説縦書き文章だと敬遠してしまう/横書き文章なら読みやすい】という事実は存在するのか否か…と、初めは形式に

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