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小説と社会に関するdragonmoonのブックマーク (3)

  • 『夢をかなえるゾウ』と自己啓発本の世界 [書籍・雑誌] All About

    なんと130万部を突破し、小栗旬主演でドラマ化も決まっている『夢をかなえるゾウ』。書も含めて、なぜベストセラーには自己啓発書が多いのか? どうしてなかでも書が売れたのか? 『自分探しが止まらない』と併読しながら考えてみたい。 水野敬也『夢をかなえるゾウ』 『夢をかなえるゾウ』のキモは、(1)ヒットした自己啓発、著名人の成功哲学のエッセンスを抜き出し、(2)ストーリー形式でまとめ、(3)簡単に実行できるようにしたことだろう。 自己啓発は、同じことを少しだけいい方を変えて何度も繰り返すタイプのものが目立つ。内容が薄められているから、1冊で満足できずに何冊も買う人が多いのだ。著者は重要な部分だけをダイジェストにして、うまく盛り込んでいる。 ストーリー形式にするといいのは、登場人物が架空の存在なので、成功体験が自慢話にならないところ。物語の主人公「僕」は、人いわくすげー普通の会社員。彼が

    『夢をかなえるゾウ』と自己啓発本の世界 [書籍・雑誌] All About
  • ソーシャルメディアとしてのケータイ小説:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

    ケータイ小説作家の未来さんに会った 『命の輝き』(ライブドアパブリッシング)というケータイ小説がある。少し古い話になるが、11月初めに著者の未来(みく)さんと会った。取材ではなく、ちょっとした会の席だった。の装丁を手がけたのが私の身内で、それで「お礼に」と書籍編集者が会の場を設けてくれたのである。だから正式にインタビューしたわけではない。 実際に会うまで、私は未来さんを「たぶんギャルっぽい感じなんだろうな」と漠然と考えていた。ケータイ小説はベストセラーになったものについては網羅的には読んではいたものの、どのような人がこれらの小説を書いているのか、まったく想像もできなかったからだ。当然、小説内によく登場してくるような「援助交際」「レイプ」「リストカット」といったキーワードで捉えられるようなイメージになってしまう。私の想像は、いま思えばまさに馬鹿馬鹿しいステレオタイプではあった。 しかし

    ソーシャルメディアとしてのケータイ小説:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
  • Something Orange - 「キャラ」を見ずに「作品」を語るひとたち。

    昨日、『零崎軋識の人間ノック』を読んでつくづく考えた。いやあ、キャラクター小説って、当におもしろいですね。 零崎軋識の人間ノック (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/08メディア: 新書購入: 7人 クリック: 66回この商品を含むブログ (236件) を見る ぼくだけではないと思うが、いったんあるキャラを好きになってしまえば、そのキャラがほかのキャラと絡む、それだけである種の快楽性が生まれる。『人間ノック』でいえば、玖渚友がちらっと出てきてわがまま言っているだけで何となく楽しい。 『涼宮ハルヒの憂』でいうなら、ハルヒとキョンがいつものように絡んでいるだけで一応おもしろいし、評判のよくない〈ネギま!〉の新作アニメも、お馴染みのキャラが出ているだけでそれなりに楽しく見れたりする。 涼宮ハルヒの憂 1 通常版 [DVD] 出版

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