北米等での閉鎖が相次いでいる、中国浸透工作機関とも言われる「孔子学院」。しかし日本では未だに新設が続くという「真逆の対応」がなされているのはなぜなのでしょうか。今回の無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』では、情報戦略アナリストの山岡鉄秀さんが、山梨県の孔子学院開設式に立ち会った、自民党衆院議員とのエピソードを紹介しています。 一期一会 宮川典子議員の思い出 全世界のアメ通読者の皆様、山岡鉄秀です。 去る9月12日、自民党の宮川典子衆議院議員が乳がんで逝去されたとのニュースに触れ、衝撃を受けると共に、落胆しました。と言いますのは、私は5月28日に宮川議員を衆議院議員事務所に訪ねていたからです。 訪ねたのにはわけがありました。 アメ通読者の方ならご存知のように、今、中国は世界中で覇権拡大の為の浸透工作を大々的に実行しています。合法的に社会の様々な分野に浸透して、中国共産党の利益