烏丸線の新型車両。バリアフリー化が進むほか、省エネ効果も期待できるという(京都市伏見区・竹田車両基地) 京都市が財政難に陥り、市営地下鉄も乗客減により経営健全化団体に転落する中、地下鉄烏丸線に新型車両が導入されることになった。京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」のLINE(ライン)には「経営状況が厳しい中で必要か」といった意見が複数寄せられている。市交通局に車両開発の経緯や必要性を聞いた。 烏丸線に新型車両が導入されるのは、1981年の開業以来初めて。来春に運行を始める予定だ。 なぜ今、新型車両を入れることになったのか。交通局によると、最大の理由は、現行車両が使用に耐えられるのは40年程度と想定されていることにある。それ以上使い続けると、故障や事故の恐れもあるため、初期の車両については更新を決めたという。 交通局は2012年に車両新造の検討を始め、19年度に鉄道車両メーカーと契約を締結
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