夫の暴力から逃れるために、茨城県つくば市に引っ越してきた女性に送るはずの書類を、市が誤って夫の住所に送っていたことがわかりました。つくば市は「書類に住所を特定できる情報はなく、被害はなかった」としていますが、女性に謝罪し、その後、引っ越し費用を賠償したということです。 書類は、医療関係の資格証明書で、封筒につくば市と書かれているほか、女性が利用している医療機関や薬局の名前もわかるということですが、市は「住所などを特定できる情報はなく、女性に連絡が来るなどの被害はなかった」としています。 女性は、DVの被害を受けているため、市の担当課に対し、書類を現住所に送ってほしいと伝えていましたが、職員が専用のシステムに入力するのを忘れ、庁内で情報が共有されていなかったということです。 このため市は、女性に謝罪したうえで、引っ越しなどの費用27万円余りを賠償しました。 市はこれまで誤送付があったことを公
![DV被害の女性に送る書類 加害者の夫に誤送付 茨城 つくば | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d6ff984e640e87274d39b9f6a5cca5864748fc9e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190207%2FK10011807651_1902072050_1902072056_01_02.jpg)