音楽ビジネスとソーシャルメディアの関係に詳しい高野修平さんからの寄稿です。ミュージックビデオという専門領域の話と思うことなかれ。インタラクティブ性や共創について、一般的な制作にも引き寄せて考えられる内容だと思います。(本田) ミュージックビデオとはそもそもその音楽を広めるためのコンテンツである。アーティストの楽曲に合わせて制作し、その世界観を映像で表現する。そんなミュージックビデオも様々なスタイルのものが生まれてきた。 今回はミュージックビデオについて考えてみたい。 最近のインタラクティブなミュージックビデオを見ていると大きく分けて3つに分類できる。 ・ソーシャルグラフを活用したもの ・ミュージックビデオ自体にユーザが触れるもの ・ユーザ自身とミュージックビデオをつなげるもの ソーシャルグラフを活用したミュージックビデオ 最も有名なのはご存知のとおり、『SOUR』の映し鏡である。faceb