将棋の第14期加古川青流戦トーナメント戦が4日、大阪・関西将棋会館で指され、立石径アマ(49)が貫島永州三段(25)に112手で勝利し、公式戦初勝利を飾った。立石アマはプロ目前の奨励会三段に昇段後、26歳の年齢制限を大きく下回る17歳で退会し、大学進学を経て小児科医になった「伝説の三段」。午後からの2局目、井田明宏四段戦は88手で敗れ、公式戦連勝とはならなかったが「納得いくまでやってみたい。努力しきって、これ以上ないとなれば次のことを考えたい」。今後も公式戦出場の機会を探っていくという。 対局には師匠・故有吉道夫九段譲りのネクタイ姿で臨んだ。また扇子は奨励会時代、10秒将棋を教わった小説「聖の青春」の主人公・故村山聖九段の「大局観」、そして師匠の「夢」の2本を持参した。 伝説の一つに、1991年の第59期棋聖戦第1局でのエピソードがある。南芳一棋聖に谷川浩司竜王が挑み、相矢倉からの際どい終
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