東京(CNN) 存命中の世界最高齢である118歳の日本人女性が、今年5月、東京五輪の聖火リレーに参加する。 田中カ子(かね)さんは2度がんを克服し、2つのパンデミック(世界的大流行)を生き延びた。炭酸飲料が大好物だ。今回田中さんが運ぶ聖火は、地元福岡県の志免(しめ)町のコースを通過する予定。 割り当てられた100メートルの区間のほとんどは家族の押す車いすで走るものの、本人は最後の数歩を自分の脚で歩き、次の走者に聖火を渡すと決めている。 CNNは田中さんへの単独インタビューを行った。1月の誕生日には、家族から聖火リレーのためにと新品のスニーカーをプレゼントされた。 60代の孫の英治さんは田中さんについて、現在の年齢になってもまだ活動的な生き方を続けられるのが素晴らしいと話す。他の人たちにもこの姿を見て刺激を受けてほしいとし、年齢を壁だと思うことはないとの見方を示した。 過去の最高齢の聖火ラン