映画『こんにちは、母さん』合同記者会見で質問に答える大泉洋（左）と吉永小百合＝大阪市中央区（撮影・松永渉平） 女優、吉永小百合（７８）が１０日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で行われた主演映画「こんにちは、母さん」（山田洋次監督、９月１日公開）の合同記者会見に、共演の俳優、大泉洋（５０）と出席した。 おしとやかな小百合と同席するとあって、大泉は「大阪に映画のキャンペーンで来させていただくと、どうしてもトークが下品になったり、ボヤいてしまったり、時には失礼なことを言うこともございます。きょうは、大泉洋史上（最も）上品なごあいさつをしたい。皆さまもワタクシを挑発することのないように」と取材陣にお願い。 映画は東京の下町を舞台に、仕事や妻との別居、娘（永野芽郁）との関係に悩んで実家に戻ってきた息子（大泉）と、以前より生き生きと暮らす母（小百合）が新たな人生を歩み出そうとする家族の物語。

お笑いコンビ、ナイツの塙宣之（４５）が８日、ＴＢＳラジオ「土曜ワイドラジオＴＯＫＹＯ　ナイツのちゃきちゃき大放送」（土曜前９・０）に出演。女優、広末涼子（４２）の夫、キャンドル・ジュン氏（４９）の店に訪れ、「ｓｉｏ」に向かったことを報告した。 ある会食で東京・代々木上原に行った際、早めに着いてしまったため、会食のメンバーに「ウケるかなと思い、ろうそくをプレゼントしよう」とキャンドル・ジュン氏の店に行ったと明かした塙。「人も全然いなくて従業員の女性が１人いて。ろうそくがいっぱいあって…」と店内の様子を話し、何本か購入して店を出たという。 ジュン氏の店を出て「ｓｉｏも近い」と気づいた塙。「今年独演会もあるし。目で見てネタ作らないといけないから、１回見ておこうと思って…」と、広末とのダブル不倫で世間を騒がせた鳥羽周作氏（４５）が代表を務めていた店に向かった。「ｓｉｏへ行くのに、坂を上らないといけ

西武ホールディングス（ＨＤ）の第１８回定時株主総会が２１日、埼玉・所沢市内で開催された。 質疑応答では株主から「両エース（高橋光成、今井達也）が出てくると、非常に見苦しい。食事がまずくなる。本人たちは獅子をイメージして（長髪にして）いるのだと思うが、スポーツ選手としてどうなのか？また、山川選手もプレーしているときは金色の太いネックレスをジャラジャラさせて、ダブダブのユニホームということで、西武のクリーンなイメージがダメージを受けている気がする。球団として注意できないものか？」との意見が寄せられた。

音楽ユニット、ＹＯＡＳＯＢＩの楽曲「アイドル」が１０日付の米・ビルボードチャート「Ｔｈｅ　Ｇｌｏｂａｌ　Ｅｘｃｌ．Ｕ．Ｓ．ｔｏｐ　１０」で１位を獲得。日本語曲として史上初の快挙を達成したことが６日、分かった。 同チャートは、米国以外の世界約２００の国・地域のダウンロードやストリーミングのデータを集計。楽曲はＹｏｕＴｕｂｅ再生回数が１・４億回を突破（６日現在）するなどヒットしており、Ｙｏｕｔｕｂｅ　Ｍｕｓｉｃ　Ｃｈａｒｔｓ世界楽曲ランキングでは、２位にランクインした。 アニメ「推しの子」（ＴＯＫＹＯ　ＭＸほか）の主題歌としても注目される同曲は今年４月のリリース以降、Ｂｉｌｌｂｏａｒｄ　ＪＡＰＡＮ総合ソング・チャート“ＪＡＰＡＮ　Ｈｏｔ　１００”で自身最多の７週連続の総合首位を獲得。ストリーミングでは日本史上最速となる５週で１億回再生を突破し、ＹｏｕＴｕｂｅでも自身最速の３５日で１億回再生を達

上岡龍太郎さんの訃報に、ＡＢＣテレビ「探偵！ナイトスクープ」で最高顧問として、初代局長を支えた作曲家、キダタロー（９２）が２日、所属事務所を通じてコメントを発表した。 「彼は呪術的（オカルト）なことに異様なぐらい憎悪を示しました。昔、家族の方ががんに侵された折り、呪術師たちに翻弄されて苦しんだのが原因だと聞いたことがあります」とまずコメント。上岡さんが怒って、収録現場から帰ってしまった「有名な『探偵！ナイトスクープ』途中退場もオカルトの扱いが原因でした。私も現場に居合わせたんですが、彼のあまりの思いに何もできませんでした」と振り返った。 人柄については「上岡さんは常に『上岡龍太郎』という頑固で冷静な鎧をまとい、内心を見せない男でした」と説明したが「が、ほんの少し隅にポロリと鎧の下を見せることがあり、私は２回見ました」と続けた。 「東京進出のほんの初期のころ、都内のテレビ局でご一緒しました。

■６月３日　２０２０年７月１６日、渡辺明三冠（当時）が棋聖位を藤井聡太七段（同）に明け渡した際に発した「すごい人が出てきた」は本音だろう。「１局目、２局目の向こうの勝ちは、プロが感心する勝ち方。その場で考えて指す完全な技術、技量。僕は（唯一の白星だった）３局目に研究でガチガチに固めて勝ったが、それは僕じゃなくてもできる」。棋聖戦から１カ月半後、小紙の取材にそう答えたことからもうかがえる。トップ棋士の言葉だけに説得力があった。 あれから３年、棋聖失冠後につかんだ名人位も若き天才に手渡すことになった。「この３年くらいのタイトル戦の戦いを見ていると、こういう結果になるのは当然というか、力が足りなかった」。棋王と王将も新名人に屈服したのだからそう考えるのも当然か。 ２０歳１０カ月で史上最年少名人＆七冠を達成した藤井聡太新名人に、小欄は「最大の敵は睡眠負債」「三冠達成とタイトル戦挑戦による過密日程で

ダナン三日月前のビーチにある施設を見学する藤井聡太棋聖（右）と佐々木大地七段（左）。中央は立会人を務める小林健二九段（鴨川一也撮影） 【ダナン（ベトナム）４日＝山内倫貴】将棋の第９４期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負（産経新聞社主催、ヒューリック特別協賛）で４連覇を狙う藤井聡太棋聖（２０）＝竜王・名人・王位など７冠＝と挑戦者の佐々木大地七段（２８）が、５日の第１局を前に対局場のあるホテル「ダナン三日月」を訪れた。 藤井棋聖はベトナムの名物料理にチャレンジし「（麺類の）フォーや（サンドイッチの）バインミーも頂きまして、おいしかったです」と英気を養った。ダナン三日月は「日本文化の神髄を伝える」がコンセプト。敷地面積は１３ヘクタールと東京ドーム約２・７個分に相当し、和風を意識した内装や温泉、巨大プール、ビーチなどで人気の一大リゾートホテルだ。藤井棋聖は「こちら（ベトナム）にいるのを忘れるくらい快適で

ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で、日本代表「侍ジャパン」を率いて３大会ぶり３度目の世界一に導いた栗山英樹氏（６１）が１０日放送の日本テレビ系「しゃべくり００７　２時間スペシャル」（後９・０）に出演。ＷＢＣ後、初バラエティーで侍ジャパンの裏側を語る中で、佐々木朗希投手（２１）＝ロッテ＝の先発登板を振り返った。 佐々木は岩手・陸前高田市出身で、東日本大震災で被災。震災から１２年を迎えた３月１１日、１次リーグのチェコ戦でＷＢＣ初登板を果たし、３回２／３を２安打１失点（自責点０）、８奪三振で勝利投手となった。 栗山氏は「あまりプライベートのことを僕が話してはいけないんですけど」と前置きした上で、「ただ、朗希には伝えました。『辛いかもしれないけど、お父さんのことを含めてもっと多くの苦しんでる方がいっぱいいるから頼むな』って。彼は分かってくれた感じで」と佐々木とのやりとりを語った。 また

第５回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の優勝トロフィーの１２球団本拠地巡回が７日、横浜スタジアムからスタートした。ＷＢＣ日本代表に選出されたＤｅＮＡ・今永昇太投手（２９）、牧秀悟内野手（２４）のユニホームや優勝メダルとともに展示された。 ２軍で調整中だった今永が対応。「ものすごく光栄なこと。Ｗ杯が終わった後も日本代表のサッカー選手の方々がこうしてメディアに登場して、サッカーの熱を冷めないうちに伝えていた。そうやって野球熱、ＷＢＣの熱があるうちに、このように取り上げていただくというのが、野球界の発展のためにはものすごく重要なことなのかなと思います」と優勝トロフィーの展示を喜んだ。 自身は１次リーグ最大の山場となった韓国戦（東京ドーム）に第２先発として３回３安打１失点。準々決勝は１回無安打無失点。決勝戦では先発し、２回４安打１失点とフル回転の活躍で３大会ぶりの優勝に貢献した。 チー

ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で日本が世界一の座を奪還した。準決勝のメキシコ戦での村上宗隆の逆転サヨナラ打、米国との決勝で勝利を決めた瞬間の大谷翔平のグラブ投げと帽子飛ばしなど、胸を熱くする感動のシーンを、何度もかみしめたくなる（個人的には村上の打球が中越えしたときの周東佑京のすさまじいランニングも）。 日本に敗れた直後、メキシコのベンジー・ギル監督は「日本が決勝に進出したが、今夜は野球界が勝利した」と語った。スリリングで息詰まる熱戦、１球１球に固唾をのむようなしびれる展開が多くのファンを魅了した。 米国では野球（ＭＬＢ）、アメリカンフットボール（ＮＦＬ）、バスケットボール（ＮＢＡ）、アイスホッケー（ＮＨＬ）が４大スポーツだが、かつてはダントツだった野球人気がこのごろは衰え、今ではＮＦＬ、ＮＢＡ、ＮＨＬの後塵（こうじん）を拝している。新興のメジャーリーグ・サッカー（ＭＬＳ）に

■１０月２４日　優勝賞金４４００万円をかけた将棋の最高棋戦「竜王」戦七番勝負第２局（２１～２２日）は藤井聡太竜王（五冠）が、広瀬章人八段を１０５手で破った。緩急自在な広瀬八段の「３三金型早繰り銀」の新戦法に「序盤から経験のない形」と戸惑いもあった藤井竜王だが、最後は力でねじ伏せ１勝１敗のタイに戻した。 防衛戦の一方、直前の１７日には未保持のタイトルの一つ「棋王」戦の挑戦者決定トーナメントで豊島将之九段に勝ってベスト４入り。さらにその５日前には「名人」を目指すＡ級順位戦で斎藤慎太郎八段を下し３勝目（１敗）を挙げるなど、新たなタイトルへ向けても着々と前進している。

お笑いコンビ、爆笑問題の太田光（５７）が２日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」（日曜前９・５４）に出演。旧統一教会問題をめぐる発言で、教会の〝代弁者〟ではないかと批判が高まる中、この問題に長年取り組んでいるジャーナリスト、有田芳生氏（７０）らを招いて討論を行った。 太田が「専門家同士が対立しているときにどっちが正しいか分からない。こっち側もあると両方報道するべきだと思っている」と主張すると、放送プロデューサーでタレント、デーブ・スペクターは「この問題は公平も白黒もない」と一刀両断。信者を家族に持つ苦しみについて「太田さんは知らなすぎる」と苦言を呈した。 インターネット匿名掲示板「２ちゃんねる」創始者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏（４５）は「太田さんがやっていることは統一教会が壊れていく、正しい方向に行くのを延期させているように見えてしまっている」と指摘。「ひるおびやミヤネ屋が訴えられた

女優、山田優（３８）が１８日、東京都内で行われたＡｍａｚｏｎプライム・ビデオの音楽バラエティー番組「ザ・マスクド・シンガー　シーズン２」（毎週木曜配信）の最終回大予想イベントに登場した。 マスクで正体を隠した有名人が実力勝負のパフォーマンスに挑み、パネリストや視聴者がその正体を推理する番組。先月の第４子出産報道後、初の公の場となった山田は、番組で着用した着ぐるみを着てサプライズ登場。ＭＣを務める大泉洋（４９）は「えー！　あなた、子育てはいいの？　なんでいるの？」と衝撃の登場に驚きを隠せなかった。 今回のマスクドシンガー出演は家族にも内緒だったといい「こっそり練習するしかなかった。うちは家族いっぱいいるので…」と苦労を告白。 今年のＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」で山田の夫で俳優、小栗旬（３９）と共演している大泉は「おれ、山田優ちゃんの旦那とずっと仕事してたからね。（番組を）敗退して帰った

将棋の第７期叡王就位式で、日本将棋連盟の佐藤康光会長（右）から就位状を受ける藤井聡太叡王＝２８日午後、東京都港区の明治記念館（酒巻俊介撮影） 将棋の藤井聡太叡王（２０）＝棋聖・竜王・王位・王将との５冠＝が２８日、東京都内で行われた第７期叡王就位式に出席した。 就位式後の取材では、女性で初めて棋士編入試験を受験する里見香奈女流四冠（３０）について言及。「公式戦でとても活躍されていて、結果、内容ともに素晴らしいものを残されている。編入試験は非常に大きな注目を集めることになると思いますし、どのような将棋が見られるのか期待しています」と話した。 里見香奈女流四冠里見女流四冠が合格すれば、史上初の女性棋士になる。藤井五冠は「前例がない中、ここに至るまでにとても努力し、大変なこともあったのかなと思う。こうしてここまで道を切り開いてこられたのは素晴らしいことだと思います」とたたえた。

タレントで歌手の中川翔子（３７）が２０日、ツイッターを更新。誹謗中傷を繰り返す匿名ユーザーに苦言を呈した。 中川は「誹謗中傷や犯罪を予感させるリプライの人、ブロックしても繰り返しアカウント作り直してくるから気持ち悪いんですけどＴｗｉｔｔｅｒもそれができないようにしてほしいね」と本音を漏らし「匿名のつもりのようですが警察はあっさり特定しますがその覚悟はあるんですよね？」と悪質なユーザーに警告。「一回しかない人生の時間の使い方もったいないな」と記した。 中川は６月にも「定期的になり疲弊していますが、殺害予告だけでなく誹謗中傷、警察が相談を受けてくださいます。直接的な殺害予告だけでなく、誹謗中傷もです。匿名だと思って調子に乗っていると全て自分の人生に帰ってきますよ」と忠告し、警察に相談していることを明かしている。 昨年１０月には、中川に対し「自殺しろ」などとインターネット掲示板に書き込んだとして

将棋の藤井聡太棋聖（１９）＝竜王など五冠＝が１７日、名古屋市で指された第９３期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第４局で永瀬拓矢王座（２９）を下し、対戦成績３勝１敗でタイトルを防衛、３連覇を果たした。師匠の杉本昌隆八段（５３）がサンケイスポーツに手記を寄せ、２度の「千日手」を経て敗れた第１局が「勝負のターニングポイント」と指摘した。まな弟子を巡る地元愛知ならではのエピソードを明かし、１９日の誕生日に向けて温かいメッセージを送った。 苦しみながらも果たした３連覇。心よりおめでとうと言いたいです。今年度の藤井棋聖は防衛戦が増えたため対局数が少なく、実戦不足で調子を落としていました。最もいい時の状態から考えると７割ぐらいの出来ではないかと思います。最も苦しいタイトル戦だったかもしれません。 第１局は完敗でした。「千日手」が２度続く異例の展開に、永瀬王座の棋聖戦にかける思いを見ました。２人は約５年前か

将棋の藤井聡太棋聖（１９）＝竜王など５冠＝が１７日、名古屋市で指された第９３期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第４局で永瀬拓矢王座（２９）を退け、対戦成績３勝１敗でタイトルを防衛、３連覇を果たした。飯島栄治八段（４２）が第４局とシリーズ全体を振り返る。 勝負の分かれ目は早かった。背水の陣の永瀬王座が仕掛けたのは、３９手目▲９七桂。桂馬をはねる奇襲攻撃でペースを握ろうとしたが、藤井棋聖は守り駒の金を上げる４４手目△７四金でこれを無力化。総攻撃にかかった終盤は前のめりにならず、７４手目△５二銀で一転、自玉を守る指し回し。この受けの手が永瀬王座の逆転の望みを絶ち切り、防衛を決めた。 対局に臨む藤井聡太棋聖、永瀬拓矢王座（左）＝１７日午後２時１０分、名古屋市中区の万松寺（恵守乾撮影）永瀬王座は開幕局でなりふり構わず「千日手」に持ち込み勝利する会心のスタートを切ったが、第２局もペースを握りながら最終盤

タレント、所ジョージ（６７）が１８日、ＴＢＳラジオ「土曜朝６時　木梨の会。」（土曜６・０）に電話で出演。所は１１日、自身のユーチューブチャンネル「ＳＥＴＡＧＡＹＡ　ＢＡＳＥ　工作部」（登録者数１７万人）で、１０年間運営した同チャンネルを閉鎖することを明かしていたが、改めてその理由を説明した。 この日、電話出演した所は、パーソナリティを務めるお笑いコンビ、とんねるずの木梨憲武（５９）から閉鎖について問われると、「ユーチューブ、俺やめちゃったから。さっぱりしちゃったよ」と清々しい声。閉鎖理由は、収益化していないにも関わらず、ＹｏｕＴｕｂｅ側が動画に広告をつけ始めたことだといい、「自分で編集して自分で歌作って自分で全部やってたでしょ？　一人で。そこに広告みたいなの付けたくなかっただけなのよ、俺は」と話した。

■６月１８日　藤井聡太棋聖（竜王・王位・叡王・王将）が勝敗を五分に戻した将棋の「第９３期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」の第２局。主催者の産経新聞が対局翌日の１６日付で、藤井棋聖の「妙手」として取り上げたのが１１６手目に指した９七銀だった。 同日付の小紙で、上村亘五段は「△９七銀から１２０手目△４八歩までの手順は、延長戦に突入するかという拮抗（きっこう）した展開で突然、満塁本塁打が飛び出したようなもの」と表現した。インターネットの中継を見ていた小欄は、その直前に永瀬拓矢王座が金を打ち王手飛車取りをかけた場面で、藤井棋聖がためらわず玉を逃した一手、１三玉が勝負を分けたと思っている。 実は小欄、将棋は素人。にもかかわらず偉そうに書けるのは、ネット中継で表示される「ＡＩ勝率」のおかげ。永瀬王座が飛車を取ると、藤井棋聖の勝率が８０％を超えたからだ。ＡＩが２５億手読んで「ベスト」と判断していた９七銀を

■５月１７日　将棋で何手指しても同じ局面が繰り返され、たとえ１０００日指し続けても堂々巡りになる。だから「千日手」というそうだが、なるほどうまい用語だ。昔は攻め方、あるいは仕掛けた方が手を変えるというあいまいな規定だったが、いまは駒の配置や持ち駒など同じ局面が４回現れると千日手が成立し無勝負になる。 藤井聡太叡王（竜王、王位、王将、棋聖＝１９）に出口若武六段が（２７）が挑戦している叡王戦の第２局（１５日）で千日手が成立し、夕方から指し直しになった。藤井にとってタイトル戦では初めて。「序盤で失敗し、どう勝負するかの展開。仕方ないかな」と思ったという。 素人考えでは力の差から見れば藤井の方から手を変え千日手を回避しても、なんとか勝てるのではないかと思う。しかし、ある高段棋士は「有利な先手番の出口六段がどんどん攻めてきて、かなり手ごわいと感じたのだろう。負けないことを優先した結果の千日手」と言う