明日から二週間限定で公開される劇場アニメ『BLAME!』。 それはどれほど凄いことなのか。 原作未読の方にはまず事の重大さを伝えねばならない。 『BLAME!』は1997年から2003年にかけて講談社の月刊アフタヌーンで連載された弐瓶勉(にへいつとむ)先生による日本のハードSF漫画の金字塔である。 とにかく無口な主人公、見ているだけで病気になりそうなクリーチャー、気が遠くなるようなスケール感のディストピア世界、シュールなくらい進む作中の時間経過、ネット黎明期に描かれた終末、暗いページの割合で読み終える頃には黒くなる指先… さらに現在日本を代表する漫画家や海外の超有名アーティストにも影響を与えている問題作である。 それが明日、20年近くの時を経て3Dアニメで劇場公開されるのだ。 申し遅れましたが、筆者はTokyo Otaku Modeで翻訳サービスを担当しておりますハギノと申します。 高校生
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