神戸の中華街・南京町で中国の旧正月を祝う「春節祭」が始まり、大勢の人たちでにぎわっています。 春節祭は中国で旧暦の正月を祝う伝統の行事で、神戸市中央区の中華街・南京町では、19日から4日間の日程で行われています。 初日の19日は午前中、南京町の広場に設置されている祭壇の前で爆竹を鳴らすなどして祭りの開幕を祝いました。 そして、南京町商店街振興組合の理事長、曹英生さんが「阪神・淡路大震災で南京町も大きな被害を受けましたが、20年の節目の年に無事祭りを開催でき、うれしく思います」とあいさつしました。このあとステージで顔に着けた面が次々に変わる中国・四川地方の伝統舞踊「変臉」が披露されました。 音楽に合わせて面が一瞬で違うものに変わる早業に、訪れた人たちから歓声が上がっていました。 ことしの南京町の春節祭は、中国からの観光客が増えていることから、例年の20万人を超える人出が見込まれているというこ