米Microsoftは現地時間2015年11月11日、顔認識技術を利用した新しいツール「Emotion API」の公開ベータ版を開発者向けにリリースしたと発表した。同社で機械学習や人工知能(AI)に取り組むチーム「Project Oxford」が手がけるツールで、写真に写った顔の表情から感情を判断する。 同ツールのデモサイトでは、画像に含まれる顔を認識し、8つの主要な感情要素である「怒り」「軽蔑」「恐れ」「嫌悪」「幸福」「中間」「悲しみ」「驚き」を数値化する。数値が高いほど、その感情が強いことを意味する。同サイトで任意の顔写真をアップロードして分析することもできる。ただし「認識は試験的なもので、常に正確というわけではない」としている。 Microsoft技術および調査部門担当上級プログラムマネージャーのRyan Galgon氏は、同ツールの導入方法として、店舗のディスプレイや食べ物を見た人
![Microsoft、顔写真から感情を分析する開発者向けツールを発表](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)