文 岩切晃子 2019年開催のラグビーワールドカップ会場に近い、故郷釜石の根浜海岸。 こんにちは。翔泳社という出版社で働いている、岩切と申します。 春は別れと出会いの時期。そんなワクワクハラハラな3月・4月を終えて、5月になって少しお疲れモードになったかもしれないあなたに、私が30年ほど過ごしてきた社会人人生の紹介がお役に立てばと思い、手紙を書くような気持ちでコンピュータに向かっています。 昔から人付き合いが苦手で、自分のことを自分では決められなかった私が、新卒入社時に考えていたのは「自分の酒代や洋服代くらいは、自分で払いたい! そのためにはできるだけ長く働きたい! そうすれば、自分の欲しいものを気兼ねなく選べるはず!」でした。志が低いですね。 そんな私でも、「無茶ぶられたことに応え続ける」「コミュニティのつながりの中を生きる」の2つのおかげで、今まで働いてくることができています。そのこと