富士通がNTTドコモの2013年夏モデルとして投入する「ARROWS NX F-06E」。初代の「ARROWS X LTE F-05D」から3代目の「ARROWS X F-02E」に至るまで、ドコモ向けのフラグシップモデルは「ARROWS X」を名乗ってきたが、今回は「ARROWS NX」となった。 この“N”には、「“New”(新しい)、“Next”(次世代)、“Nippon”(日本)のスマートフォン」(関係者)という意味が込められている。ほかのメーカーが採用してないチップセットを搭載するなど意欲的な面があった歴代ARROWSのフラグシップモデル。ARROWS NXも5.2インチフルHD液晶やフルセグチューナーの搭載、NFC機能の決済対応など、スペックの高さに磨きをかける一方、バッテリーのさらなる大容量化やソフトウェアの改善など、実用向きの要素もふんだんに盛り込んだ。 端末サイズは約70
クアッドコアやLTEをいち早く採用し、スペックでは常にほかの端末をリードしてきた富士通のARROWSシリーズ。フィーチャーフォンで培ったノウハウを生かした指紋センサーや、ヒューマンセントリックエンジンも、このシリーズの魅力と言えるだろう。 一方で、最先端を突き進んだゆえに、ARROWSシリーズは、発熱や不具合、バッテリー消費の早さといった問題にも悩まされてきた。ARROWSシリーズを投入した当初は、グローバルメーカーほどAndroidというプラットフォームに慣れていなかったのも原因の1つだ。こうした反省を生かし、品質面の改善を最重要課題に挙げて開発したのが、富士通は夏モデル「ARROWS NX F-06E」だ。関係者によると、開発も従来より前倒しで行い、その分、不具合が起こらないよう、チューニングに時間をかけたという。 また、ARROWSシリーズと言えば、ベースバンドチップに「サクラチップ
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