永田町関係者が撮影した議員会館内にあるゴミ捨て場。左側にゴミ箱が並び、右奥が段ボールや新聞紙を捨てるスペースだが、10月中旬は胡蝶蘭で埋め尽くされていた 胡蝶蘭(こちょうらん)の花は通常ならば1~3ヵ月間も咲き続けるという。捨てるのはもったいない、そんな意識は永田町の住人には皆無なのだろうか? 【画像】こちらは甘利幹事長に浮上した「祝いの胡蝶蘭」使い回し疑惑写真 上写真は10月中旬に東京・永田町にある衆議院議員会館のゴミ捨て場を、関係者が撮影したものだ。高価な胡蝶蘭がズラリと並んでいる。しかも多くがビニールカバーで包装されたまま。これらは一時的に置かれているわけではない。ゴミ回収の業者によって廃棄され、翌日には綺麗さっぱり消えてしまう。 あるベテラン議員秘書が説明する。 「岸田文雄内閣発足に際して、自民党の役員や大臣・副大臣・政務官に就任した議員宛てに、各種団体や企業、後援者から議員会館に