Mozilla Foundationが「Internet Explorer(IE)」の圧倒的なシェアを減少させるには、5年を超える懸命な努力と、利益をもたらすGoogleとの提携関係が必要だった。しかし、このことがそれほど困難である必要はないのかもしれない。 欧州連合(EU)における、Microsoftに対する独占禁止法訴訟のおかげで、いくつかのマイナーなブラウザに支援の手が差し伸べられようとしている。マイナーブラウザの存在価値を高めようとする努力を後押しすることになるかもしれない。少なくとも、欧州の人たちが1つのスクロールバーに気付けば、の話だが。 「バロットスクリーンは『Maxthon』にとって大きなチャンスを意味している」。Maxthonの広報担当者Ron White氏はこのように述べる。Maxthonはあまり知られていないブラウザの1つだが、欧州の人々は今後その存在に気付くことにな