日本経済は大崩れ状態で、エンジニアの職場や生活にも深刻な影響を与えている。そんな現場の声を集めるべく、Tech総研ではアンケート調査を実施。趣向を変えて、「川柳」と「漢字」で現状を表してもらった。どの回答からも泣き笑いの現実が浮かんでくるが、他人事ではない……。
「グーグル本社でランチしてこない?」ある日突然舞い降りたシリコンバレー取材。さらに、シリコンバレーに拠点を置き、活躍しているはてな社長・近藤淳也氏、アルファギーク・宮川達彦氏、XMLコンソーシアム・エバンジェリスト・江島健太郎氏を訪ね、近況を訊いた。 米カリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置くグーグル本社。その社員食堂は社員はすべて無料、しかも食材は世界各国から取り寄せたオーガニックなのだとか。3つのカフェテリア以外にも、社内のあちこちには無料のジュース、お菓子、アイスクリームなどが置いてあり、どれも美味しそう。心の中で密かに歓声を上げながら、広報担当・Dan Pastor氏に、社内を見学させていただいた。
はるか昔に発売された製品を見て、「このアイデア、現代でも十分に通用するのではないか?」などと思った経験は、誰もが持っていることだろう。エンジニア300人アンケートから、支持の高かったプロダクト をフォーカスしてみた。 ハイスペックテクノロジーを妥協なく追求したり、時代を先取りするアイデアを盛り込んだプロダクトが、必ず成功するとは限らない。名品と呼ばれるモノがある一方、時代尚早で姿を消していった名品も数多くある。しかしそれらに共通して存在しているのは、自分の夢や理想を追求してやろうというエンジニアの熱いソウルだ。だからそういう 製品は、いつ見てもおもしろい。 ソニーが考案したビデオ規格。現在ではVHS系がビデオテープの代名詞となっているが、かつてVHSとベータが主導権を激しく争った時代があった。ベータは画質、音質など、クオリティの面でVHSを陵駕し、コアなファンも存在していた。 しかし、カセ
グーグルがなぜ今日本に注目し、日本のエンジニアを積極的に求めているのか。自身も転職者であり、「グーグルはスピーディに仕事が進むので、この1年は前社3年分の密度があった」と振り返る、人材採用担当の茅根哲也氏に背景を聞いた。 「現在のグーグルでは、継続的にさまざまなサービスを提供できるようになりました。日本でのユーザー数もビジネスも急伸しています。よりきめ細かなサービスを提供できるようにするためにも、日本ベースのメンバーを、大幅に増やしたいと考えています。そこで今回、幅広い職種での採用をスタートさせました」 グーグルの検索エンジンには30以上の言語があるが、実は日本語の使用率は世界第3位なのだ。 「トップスリーは英語、ドイツ語、日本語の順で、日本語は3番目にアクセスユーザーが多いのです。加えて、少人数のスタッフで高い収益を上げていること、日本語版のリリース前からパートナーさんと組んで育ってきた
常識に縛られない異才・奇才が未来技術を切り開く。常識破り、型破りの発想をもったクレイジーエンジニアを紹介する第6回は、新しい発想の音響理論から誕生した次世代スピーカーで今や世界に知られる存在になりつつあるタイムドメイン社長・由井啓之氏。あのビル・ゲイツ氏も驚いたという音はどのようにして生まれたのか。 オーディオマニアとしても知られるビル・ゲイツ氏は、そのスピーカーを試聴して「信じられない」を連発したという。自分の家の7000万円をかけたオーディオシステムより良い音だ、と。実際、タイムドメインでは、取材に訪れ、音を実際に耳にした報道関係者の多くが驚いてスピーカーを買って帰ってしまうらしい(実は我々取材班も例外ではなかった)。そのくらいすごいのだ。しかも試聴時のレコードプレーヤーは8000円、CDはポータブルプレーヤーと、機器を選ばない。わずか従業員7人の会社が、昨年ドイツで開催されたコンシュ
常識破り、型破りの発想をもった“クレイジー”な技術者を紹介する第15回は、人間そっくりの動作と外観を持ったアンドロイドの開発者として知られる石黒浩氏。2006年7月には、遠隔操作可能な自分自身のコピーロボット「ジェミノイド」を開発、さらに世の中を驚かせた。世界が注目するロボット科学者の仕事観とは。 研究室には女性がモデルになったという大人のアンドロイド「Replee Q2」があった。イベントなどで“座って”いると、普通の人間が座っているものだと思いこんで通り過ぎてしまう人もいるという。もちろん、じっと見ると、それはロボットであることに気づく。だが、見れば見るほど、そのリアリティさには驚かされる。骨格に沿って走る肌のライン、皮膚の質感や色、目の輝き……。 アンドロイドを動かしてもらうと、リアリティさはさらに高まる。一瞬のまばたき、うなずくときに微妙にかしげる首、同時に静かに動く肩……。まだ課
こんなモノにこんなこだわりがあるなんて!! 身のまわりにある何気ない日用品から趣味性の高いものまで、さまざまな製品に秘められたモノづくりへのディープなこだわりにフォーカス。これぞまさしくエンジニア魂だ。 私たちの身のまわりは、エンジニアのこだわりで埋め尽くされている。ホームシアターやクルマなどはもちろんのこと、電子レンジや冷蔵庫、エアコンといった家電製品、電気シェーバー、蛍光灯などの日用品、さらにはレジ袋やペットボトルなどの消耗品まで、さまざまなものにこだわりテクノロジーや創意工夫が盛り込まれている。精密機械、ハイテク製品から宇宙、地球まで、サイエンスやテクノロジーの観察に目がない Techスナイパーこと井元康一郎が、エンジニア“こだわりの逸品”を撃つ!!
大手メーカーに根深く残る「組織内部門間」の障害や問題。今回はその中でも「開発」と「製造」両部門間に潜むセクショナリズムをクローズアップ。業務を妨げる、目には見えない障壁を取り除くためのヒントを導き出したい。 今回、組織内での各部門の間に「見えないカベ」を感じている、大手メーカーエンジニア300人にアンケートを実施したところ、「開発・設計」「製造・生産技術」両部門間のカベが最も“高く”“厚い”ことが判明した。 カベができてしまった原因として、「その会社ならではの企業風土」や「業界全体の風潮」がおよそ7割を占めるため(図1)、個人レベルでは改善できないのでは?と思いがちだが、実は自分なりに策を講じ改善させているケースも少なくない。 以下、自動車、電機、半導体の3業界に絞って問題事例を挙げ、障壁を改善した回答から部門間のカベを切り崩すヒントを探ってみたい。 製品をつくるプロセス上、シャーシ設計部
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