例えばカフェのような、本棚のあるスペースを“図書館”に変えるウェブサービス「リブライズ」が開始しました。利用するためにはバーコードリーダーとFacebookアカウントが必要なようです。本の登録は、リブライズにログイン後にISBNバーコードをスキャンして行います。本を借りるための貸出カードはリブライズにログインすれば表示できます。各地の“図書館”で登録した本はリブライズのウェブサイト上でまとめて検索が可能です。 リブライズ http://librize.com/
2012年 7月 12日 コメントは受け付けていません。 代表作『北回帰線』や問題作『セクサス』など、文豪の全体像を知るうえで もっとも充実したテクストとして、好評発売中の『ヘンリー・ミラー・コレクション』。 そのヘンリー・ミラーの回顧展が、東京・青山の スパイラルガーデン で開催中です。 小社もご協力させていただいており、入場無料です。 ぜひ、ミラーのもうひとつの側面をお楽しみください。 * アメリカの文豪ヘンリー・ミラーの生誕120年を記念し、 ミラーの最後の妻として知られるホキ徳田氏が中心となって、 展覧会を開催します。 この展覧会では、ミラーが趣味で描いていた 水彩画、写真、手書きの原稿、手紙、映画や展覧会のポスター、 掲載誌や新聞の切り抜き、手作りのコラージュなど、 日本未発表のものも含め多数展示し、 「文豪ヘンリー・ミラー」とは違う一面をお届けします。 また展示期間中には、 毎
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2012年 3月 30日 コメントは受け付けていません。 加藤有子 ブルーノ・シュルツ——目から手へ A5判上製376頁/定価=4800円+税 ISBN 978-4-89176-899-7 C0098 4月6日頃発売予定 ナチスに射殺されたポーランドの小説家/画家の全貌。 短篇集『肉桂色の店』、『砂時計の下のサナトリウム』、ガラス版画集 『偶像賛美の書』などをとおして、イメージ・言語のジャンルをこえた 表象へと向かう独自の世界観をトータルに捉える世界初のモノグラフィ。 *シュルツに関する最新の情報を盛り込んだ年表を収録。 *日本初公開の図版も多数掲載。 《「手」の制作による再現にとって、言語的要素と視覚的要素の区別は 二次的なものであり、現実/虚構の明確な区別も消滅する。目から手へ。 シュルツが手によって示す芸術制作は何かの模倣、再現ではなく、目と 手の分業によらない対象の提示である。》
2012年2月27日に、米国のニューヨーク・タイムズ紙が、同紙の歴史的な写真を紹介するブログ“The Lively Morgue”を公開したようです。このブログは、ブログサービスのTumblrを利用して作成されており、公開された写真のいくつかは購入することもできるようです。 The Lively Morgue http://livelymorgue.tumblr.com/ A Tumblr From Times Past (New York Times 2012/2/28付けのブログ記事) http://lens.blogs.nytimes.com/2012/02/28/a-tumblr-from-times-past/ New York Times Launches Tumblr for Historic Photo Archive (PetaPixel 2012/2/28付けの記事)
2012年 3月 7日 コメントは受け付けていません。 佐々木滋子 祝祭としての文学——マラルメと第三共和制 A5判上製375頁/定価=5000円+税 ISBN 978-4-89176-890-4 C0098 3月8日ごろ発売 来るべき演劇 来るべき祝祭 難解といわれる後期マラルメのテクストを綿密に読み解きながら、 詩作を通してマラルメが目指した絶対的な〈書物〉が、 資本主義・間接民主主義とともに出現した大衆社会=新共和国のなかで どのような可能性を見ていたのかを明らかにする。 〈文学は〉は存在する、ただそれだけが。 《おそらく、トンネルを通過しているのだ——時代という、長い最後の、 トンネルを[……]〈大衆〉が姿を表さないからだ、欠けているからだ——すべてが。 [……]過去が終わったのに、未来が遅れている[……]》
There is a lot to be said about Abraham Lincoln, one of America's most influential presidents, which is made abundantly clear by the newly erected tower of books in the nation's capital. The cylindrical structure stands three stories high at approximately 34 feet in height and features about 6,800 books representing over 15,000 titles about the 16th president of the free world. The innumerable vol
2012年1月12日と26日に行われた、図書館におけるウェブ解析をテーマとしたALA TechSourceワークショップ“Library Analytics”の講演資料と参考文献リストが公開されています。講演者は、研修事業等を行うSignorelli and Associates社のPaul Signorelli氏と(第1回目担当)、ブログ“Librarian in Black”で知られるサンラファエル公共図書館のSarah Houghton氏(第2回目担当)です。資料によれば、Google Analyticsによるアクセス解析の方法を中心として、データの可視化や、サンノゼ公共図書館、ピッツバーク大学図書館、ラトガース大学法学図書館の事例が紹介されているようです。 Continuing the Conversation: Library Analytics (ALA TechSource
2012年 1月 6日 コメントは受け付けていません。 たしか昨年もアップしたような気がしますが、 ことしも昨2011年に刊行した小社の書籍一覧をアップします。 (『図書新聞』2012年1月1日号に掲載された広告データですが) いずれも水声社ならではの、実質のある本ばかりです。 お買い逃しのありませんよう、お早めに! (クリックすると拡大します)
2012年 1月 5日 コメントは受け付けていません。 旧年中は大変お世話になりました。 ぜひ本年も小社の刊行物へのご支援を賜りますよう あらためてお願い申し上げます。 * まずは書店イベントのご案内です。 昨年12月の刊行以来、その混沌たるエクリチュールで 読者をカオスに誘い込み、大きな話題となっている C. E. ガッダ『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』の 刊行記念イベントのご案内です。 この世紀の怪著をすでに読破されたかたも、 あるいは現物の前で手をこまねいているかたも、 ふるって足をお運びください。 ——— 『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』(水声社)発売記念 和田忠彦さん×豊崎由美さん トークイベント 2.12 ORIONSHOBO-NORTE EVENT 『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』の発売を記念して、 本書の解説を担当されたイタリア文学者の和田忠彦さんと、 発売の強い契機
IFTRの例会の一環として7月のチリ・サンティアゴ、9月のイギリス・サウサンプトン、そして12月の東京です。東京での会合は本ベケット研究会発足20周年記念行事の一環として行われ、仏語によるシンポジウムも同時に開催される予定です。(詳細は追ってご連絡します)
2011年 12月 12日 コメントは受け付けていません。 小社より絶賛刊行中の〈レーモン・クノー・コレクション〉全13巻の 刊行を記念したイベントが開催されます。 クノーについては一家言あるかたも、このシリーズではじめてクノーに 触れたかたも、ぜひぜひふるって足をお運びください。 * レーモン・クノーってだれ? 豊崎由美(書評家)× 塩塚秀一郎(フランス文学者) 作家? 編集者? ウリピアン? アマチュア数学者? 元シュルレアリスト? ガリマール社で百科全集の編集を担当し、マルセル・デュシャンやウンベルト・ エーコも参加する秘教的な芸術研究集団《コレージュ・ド・パタフィジック》の 中心的メンバーであり、奇妙キテレツな文学集団《ウリポ(潜在文学工房)》の 発起人でもあり、またその作品もSFから偽名小説、自伝的小説など多岐にわたり、 様々な顔を持つレーモン・クノー。 一つの出来事を99通りの
四六判上製416頁/3500円+税 ISBN978-4-89176-859-1 C0097 12月5日頃発売! 解説:和田忠彦 装幀:宗利淳一+田中奈緒子 ジョイス、プルースト、カフカに比肩する、 イタリア・ポストモダン小説の金字塔。 書評家・豊崎由美さんが偏愛し、 「復刊熱望」のツイートで大反響! 40年ぶりによみがえる奇跡の《改訳決定版》、 旧版よりぐっと読みやすくなって、ついに刊行。 * ムッソリーニ政権下のローマ。 成金街の宝石盗難事件—殺人事件。 奮闘する敏腕警部。 すったもんだに迷走する大捜査線。 混乱。 脱線。 紛糾。 そして、真犯人は……? めくるめくドタバタ捜査劇の行方やいかに !? これぞ《フィクションの楽しみ》をご堪能あれ!
四六版上製174頁/定価=2000円+税 ISBN 978-4-89176-849-2 C0098 10月5日頃発売 自然主義的、リアリズム的文学観を根本的に刷新し、 現代文学への途を切り開いた詩人が、 その文学的出発から死の床に至るまで構想しつづけた未聞の〈書物〉とは何か? 残された膨大なメモ、断章、ノートを子細に検討し、〈演劇〉でもあり、 〈パフォーマンス〉でもあるものとしての〈書物〉の夢へ肉薄する。
「エンベディッド・ライブラリアン」:図書館サービスモデルの米国における動向 1. エンベディッド・ライブラリアンとは あるものをなにかに埋め込む、という意味を持つ“embed”という語を用いた、エンベディッド・ライブラリアン(embedded librarians)と呼ばれる図書館司書、またはエンベディッド・ライブラリーサービスというサービス提供の形態が、近年米国の図書館界で一つの潮流となっている。このテーマについては論文に加え、米国カトリック大学(Catholic University of America)図書館情報学准教授のシュメイカー(David Shumaker)氏といった人物がブログでも積極的に発信している(1)。この呼称は、2003年のイラク戦争で広く知られるようになった、エンベディッド・ジャーナリスト(embedded journalists)に由来している(2)。これら
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