徳島県などが出資する第三セクター鉄道、阿佐海岸鉄道(海陽町)の2012年度の利用者数は、前の年度に比べ2.6%増の4万222人となった。2年連続の増加。駅に停車中の列車で落語が楽しめる「寄席列車」などの新たな利用促進策が寄与した。ただ、車両の修繕費などがかさみ、単体の経常損益は6333万円の赤字と、22年連続の赤字となった。利用者数は一般旅客が3.8%増の3万3142人だった。寄席列車のほか、
自民党公認で参院選に出馬する予定の渡辺美樹・ワタミ会長が、「365日24時間死ぬまで働け」、「出来ないと言わない」などと社員に呼びかけていることが週刊文春が入手したワタミの社内冊子からわかった。『理念集』と名付けられた冊子は、ワタミグループ全社員に配布され、渡辺氏が著書で「ワタミの仕事すべてに直結し、根底で支えている思想の原点」、「この理念集を否定したときは、君たちにこの会社を去ってもらう」としている重要文書だ。 また、入社内定者に配布される人材開発部作成の『質疑応答』では、勤務時間について、『「仕事は、成し遂げるもの」と思うならば、「勤務時間そのもの」に捉われることなく仕事をします。なぜなら、「成し遂げる」ことが「仕事の終わり」であり「所定時間働く」ことが「仕事の終わり」ではないから』と記載されている。 ワタミでは2008年に入社3カ月の女性社員が1カ月141時間の時間外労働で抑うつ症状
最近、ブラック企業の定義は「社員を使い捨てにする会社」ということになっているらしい。先日も日本共産党の国会議員が、参議院の予算委員会でユニクロ(ファーストリテイリング)の社名をあげて批判していた。 まず疑問に思うのが、ユニクロの休職者の42%が精神疾患だと問題視している点だ。他の休職理由は分からないが、他社と比べて高いとはいえないだろう。休職者がメンタルヘルス不全の社員ひとりの場合、割合は100%になる。 また、実際にビジネスの最前線で働く人たちからすると、「使い捨て」の何が悪いのかと不思議に感じる人もいるだろう。使い捨てという言葉は、確かに人の感情を巧みに刺激するが、言い換えれば社員の「競争」と「選別」のことである。 共産党系の団体や弁護士たちは、営利団体たる企業においても、従業員には何の選別も行われないことをお望みなのかもしれない。いちど採用された社員は定年になるまで、仕事を通じ
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