太宰治のふるさとである旧金木町(現五所川原市)を通るので、「走れメロス号」でも知られる。ピーク時の一九七四年には乗客数が約二百六十万人あったが、その後は減り続け、二〇〇八年には実に約三十万人まで落ち込んだ。 だが、赤字ではなく、当期利益は「一二年度もギリギリ黒字」(同社)。青森公立大学講師の三上亨さん(56)の著書『地域を自立させる人々』(文真堂)に、その理由が綴(つづ)られている。
太宰治のふるさとである旧金木町(現五所川原市)を通るので、「走れメロス号」でも知られる。ピーク時の一九七四年には乗客数が約二百六十万人あったが、その後は減り続け、二〇〇八年には実に約三十万人まで落ち込んだ。 だが、赤字ではなく、当期利益は「一二年度もギリギリ黒字」(同社)。青森公立大学講師の三上亨さん(56)の著書『地域を自立させる人々』(文真堂)に、その理由が綴(つづ)られている。
都議選のたびに、多摩地区の候補者の多くが課題としてあげるのが「多摩格差」。社会基盤(インフラ)の整備が区部と比べて遅れているとされ、その象徴としてあげられるのが、進まない多摩モノレールの延伸だ。 「これを見てください」。武蔵村山市の小田中光・都市整備部長は、都がかつて2016年の五輪招致に向けて作成した立候補ファイルにある地図を指で示した。都心の大半が、鉄道駅から徒歩10分(半径800メートル)圏内に収まることが見て取れる。「なのに、武蔵村山市内には駅が一つもない。『格差』ですよ」 多摩モノレールは、00年に上北台―多摩センター間(約16キロ)で全線開通した。その先の上北台―箱根ヶ崎間(約7キロ)には延伸構想があり、国の答申では、「15年までの整備着手が適当な路線」と位置づけられている。特に「都内で唯一鉄道駅のない市」とされる同市では、市民の足の確保にと整備を望む声は大きいが、残り2年を迎
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