記事一覧 リニアより整備新幹線を優先して 福井県など与党PTに要請 (2014年6月11日午後5時35分) 福井県は10、11日、北海道、石川、佐賀、長崎各県と連名で与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)全メンバーに対し、北陸新幹線金沢―敦賀など新規着工3区間の早期開業を求める要望書を提出した。リニア中央新幹線の建設をめぐり自民党が政府負担を求めていることを踏まえ、新幹線を優先して整備するよう訴えている。 PTが7月上旬に新規着工区間の工期短縮案を取りまとめ、政府に申し入れるのを前に、福井県が各府県に要望を呼び掛けた。座長の町村信孝元外相、山本拓衆院議員、滝波宏文参院議員ら14人に提出した。 要望書は、JR東海が東京―名古屋で開業を目指すリニア中央新幹線の建設について、自民党が大阪までの全線同時開業に向けて政府負担を求めていると指摘。その上で、整備新幹線の新規着工3区間の早期