東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅(東京都杉並区)で15日朝、駅員2人が寝過ごし、36人に始発列車に乗れないなどの影響が出た。連絡を受けた駅員が起床し、次発列車以降の利用客に影響はなかった。 東京メトロによると、駅のシャッターが閉まっていたため、34人が駅に入れず始発列車に乗れなかったほか、同駅で降車した乗客2人が駅から出られなかったという。午前5時3分、南阿佐ケ谷駅に到着した池袋行き始発列車の運転士が駅が営業していないことを発見し指令所に報告。指令所からの呼び出しで起床した駅員2人が、5時7分からシャッターの開扉など営業準備を開始した。 駅員は31歳と23歳の男性で、午前4時半に起床するところ、2人とも目覚ましを止めて寝ていたという。同社は「ご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」とコメント。再発防止に努めるという。