1人の女性が産む子どもの数の指標となる去年の「合計特殊出生率」は1.42で、前の年を0.01ポイント下回ったことが厚生労働省の調査で分かりました。 出生率が前の年を下回ったのは平成17年以来です。去年生まれた子どもの数は100万3532人でこれまでで最も少なくなりました。
地球温暖化対策の新たな枠組みを話し合う国連の作業部会に合わせ、国際的な環境NGOのグループは4日、日本が今月決定した温室効果ガスの削減目標の案が不十分だなどとして、温暖化対策に消極的な国を対象にした「化石賞」を日本に贈りました。 このグループは4日、ドイツ・ボンで開かれている地球温暖化対策の新たな枠組みを話し合う国連の作業部会に合わせ、現地で記者会見し、日本に「化石賞」を贈ることを発表しました。 その理由について、日本政府が今月2日に決定した2030年までの温室効果ガスの削減目標を2013年と比べて26%とする案について、不十分で野心的ではないとしています。 また、発展途上国で二酸化炭素の排出につながる石炭を使った火力発電所のプロジェクトを支援していることなども理由に挙げています。 このグループで広報を担当するリア・ヴーハーさんは、「日本は温暖化対策で強いリーダーシップを示して、国際社会の
洞海湾(どうかいわん)は、福岡県北九州市の北西部に位置する幅数百メートル、長さ10キロメートルほどの細長い湾である。古名は、洞海と書いて「くきのうみ」と読んだ。 洞海湾周辺の空中写真。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。2005年撮影の11枚を合成した。 洞海湾と若戸大橋 洞海湾に直接注ぐ一級河川は存在しないものの、江川や堀川がそれぞれ遠賀川に通じている。洞海湾の沿岸部は北九州工業地帯ならびに北九州港の一郭で、大規模工場が隣接して立地する工業地帯である。沿岸部の八幡周辺は1901年の官営八幡製鐵所(現:九州製鉄所八幡地区)の操業を契機として工業が発達し、沿岸部は大半が埋め立てられ、工業用地・港湾として利用されている。埋め立て以前の海岸線は、おおよそJR鹿児島本線および筑豊本線に囲まれた部分まであった。ただ、いずれにしても閉鎖性の高い水域である。 現在の
25年前、十分な食料を得られず、健康な生活を送れない貧困者は10億人を超えていた。 国連が5月27日に発表した飢餓に関する年次報告書によると、現在の栄養不足人口は7億9500万人にまで減少した。栄養不足人口率に換算すると、1990-92年期間の18.6%から、10.9%まで低下している。途上国に限定すると変化がさらに著しく、同期間で23.3%から12.9%まで低下している。 国連食糧農業機関(FAO)のジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ事務局長は、「飢餓の悲劇は、私たちが生きているうちに必ず撲滅できます」と述べている。 途上国における飢餓人口減少の3分の2に寄与した中国を別にしても、穀物、脂肪種子、肉、乳製品などの食料は必要な国に行きわたるようになってきている。通信・輸送関連製品も同様だ。 FAOの上級統計学者で報告書の筆頭著者であるピエロ・コンフォルティ氏は、「輸送は、食料安全保障におけ
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