ゆうちょ銀行は日銀のマイナス金利政策の影響で資産運用の利益が減っていることなどから、これまで無料としてきたATMの送金の手数料を有料にする方向で検討を進めていることがわかりました。 しかし、日銀のマイナス金利政策の影響で運用する国債の利回りが低下し、資産運用による利益が減っていることなどから、来年3月期の最終利益が前の年と比べて、およそ8%減少する見通しです。 このため、ゆうちょ銀行は送金の手数料を見直す方向で検討を進めているということです。 具体的には、ことし10月から、月3回の利用まではこれまでどおり無料としますが、4回目以降は1回につき123円の手数料を取るとしています。 手数料が有料となれば9年ぶりとなりますが、ゆうちょ銀行は月3回までは無料とするため、一般の利用者への影響は限定的だとしています。