浜松市は、夏休み中に小学校のプールを児童が利用できる「プール開放」を来年から廃止する方針を固めた。無料で利用できることなどから人気があり、存続を望む声が多いが、児童を監視する保護者の負担が大きく、苦渋の決断を下した。十月ごろまでに正式に決定する。 プール開放は、子どもの体力づくりや施設の有効活用を目的に、一九九六年に始まった。市がPTAや自治会などでつくる利用運営委員会に委託し、一回三時間程度で七、八月に十~十六回開放してきた。開放する学校の児童が無料で利用でき、二〇一六年度までの五年間では、延べ約十三万四千人が参加。今年は全九十七校のうち三十一校で実施した。
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