鉢呂吉雄経済産業相は5日の報道各社のインタビューで、原子力発電所への依存度をどう下げていくかを示す工程表を年明けにもまとめる考えを示した。停止中の原発の再稼働については「できるだけ早く」と言及し、地元自治体の理解に努める意向を表明。今冬の電力使用制限令については回避できるとの見通しを明らかにした。経産相は月内にも総合資源エネルギー調査会を開き、エネルギー政策の見直し論議を始める。「年内に中間指
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小宮山厚生労働相は5日の記者会見で、2012年度税制改正に向けて、たばこ税の増税を財務省に要望する考えを明らかにした。 たばこは1箱(20本入り)あたり約400円だが、小宮山氏は「(1箱あたり)700円くらいまでは(値上げで販売量が減っても1本あたり税収が増えるため全体の)税収が減らない」と強調し、大幅な引き上げに意欲を見せた。 増税の理由として、小宮山氏は、先進国の中で日本のたばこの値段が安いことや、喫煙率を下げて国民の健康を守る効果があることを挙げた。小宮山氏は「昨年は(毎年)100円ずつ値上げしようと提案した。一定額を上げていくということだ」と語り、段階的に引き上げたい考えを示した。 たばこ税は10年度税制改正で、過去最大となる1本あたり3・5円の増税が行われ、1箱が100円以上値上がりした。厚労省は11年度税制改正でも増税を要望したが、「10年度の増税の影響を見極める必要がある」と
一川防衛相は5日の初登庁後の記者会見で、シビリアンコンロトール(文民統制)を巡る自らの発言について、「防衛のみならず、あらゆる分野で国民的な感覚、一種の素人的な感覚でしっかりと対応したいということを自分の政治姿勢として持っている」と釈明した。
中川文科相ら…パチンコ協会から入閣5人 新内閣には、パチンコホール運営会社などでつくる社団法人「パチンコ・チェーンストア協会」(東京都)の政治分野アドバイザーを務める中川正春文部科学相ら民主議員5人が入閣した。 同協会のホームページによると、政治分野アドバイザーで入閣したのは中川氏のほか、山岡賢次国家公安委員長▽鹿野道彦農林水産相▽前田武志国土交通相▽古川元久国家戦略担当相。 中川氏、前田氏、古川氏は民主党の議員連盟「娯楽産業健全育成研究会」にも参加している。 このうち中川氏は、若い母親が育児をせずにパチンコに夢中になっている問題について過去、自らのホームページで言及。「パチンコ屋に託児所を設けることこそが、少子化対策の突破口になる可能性があるのではないかと、真剣に考えている」とつづっている。 同協会は「パチンコを大衆消費者の立場で合法化し、他産業と同等のビジネスとして社会的貢献を果たし、
みずから分裂して増殖する「人工細胞」を作り出すことに、東京大学の研究グループが成功した。科学誌「ネイチャー・ケミストリー」電子版に5日、発表した。 私たち生命がどうやって誕生し、増えてきたのかを探る重要な手がかりになるとして注目される。 研究グループはまず、人工的に作った100分の1ミリ・メートルほどの大きさの細胞膜の袋の中に、クラゲの蛍光たんぱく質の元となる遺伝子を入れた人工細胞を作製。温度変化などで遺伝子を複製させた後に、細胞膜の原料を加えた。すると細胞は、増えた遺伝子をそれぞれ含むように、ひとりでに分裂したという。 複製された遺伝子の量を蛍光物質の光り具合で調べたところ、複製が盛んに行われた細胞ほど分裂がはやく進み、10分間に3、4回分裂した細胞もあった。増えた遺伝子が細胞膜に刺激を与えて、分裂を促したとみられる。
絶滅の危機に直面するサイとサルの体細胞から、様々な細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製することに、米スクリプス研究所などが成功した。 iPS細胞から精子と卵子を作って絶滅危惧種の個体を新たに増やし、種の保護に道を開くかもしれない。科学誌ネイチャー・メソッズ電子版に5日発表する。iPS細胞の作製は、絶滅危惧種では初めて。iPS細胞の新たな応用分野として注目される。 研究チームは、米サンディエゴ動物園で冷凍保存している800種の脊椎動物の遺伝資源に注目した。世界中でわずか7頭しか生存していないキタシロサイと、同じ絶滅危惧種でオナガザルの仲間のドリルの皮膚細胞を同園から入手。ウイルスを使って4種類の遺伝子を細胞に導入し、iPS細胞を作製した。
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