■新駅やショッピングセンターなど材料は豊富 東日本旅客鉄道(JR東日本) <9020> は16日、方向感の定まらない相場となり、朝寄り値の4815円(10円高)を高値に一進一退。前場4770円(35円安)まで下げたあと持ち直し、後場も4790円(15円安)まで下げて終値は4810円(5円高)となった。 クレディ・スイス証券が目標株価を6110円から6500円に引き上げたと伝えられたことは好感したものの、上値が11月に4950円で抑えられ、1月初には4935円でアタマ打ちになっているため、3番天井を恐れて買いに慎重な姿勢が目立ったようだ。 JR東日本は、東京・山手線に約40年ぶりの新駅を設置する構想や、グループ企業が東京・八王子市で1月末に閉店する「そごう八王子店」のあとに直営のショッピングセンターを開設すると伝えられるなど、中長期での期待材料は続出している。(情報提供:日本インタビュ新聞社