説明 この表に書いていないところにも、実は信号線はいっぱいあります。でも、現状ではEIA-232はモデムや自作の機器とパソコンをつなぐためだけに使われているので、必要な信号線は、TxD、RxD、CTS、RTSくらいです。ほかはオープンでも構わないでしょう。もし、それ以外の線をつないだとしてもOSやアプリが対応していない可能性があります。また、PGとGNDはいっしょにつないでも構いません。 結局、使っているのは9本くらいなので、9ピンのコネクタを使った方がスペースを省略できます。この規格をEIA-574といいます。でも、世の中では9ピンのRS232Cなどという言い方がはやっています。 RS232Cで最も厄介なのがクロスとストレートの違いです。クロスとストレートが違うとまったく通信できなくなるだけでなく、概観で判断する方法がないからです。単純に考えてもRS232Cには8つの亜流があるわけです。