(株)東京カンテイは12月15日、2016年11月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。 集計方法は、同社のデータベースに登録された分譲マンションの“月額募集賃料”を行政区単位に集計・算出し、平米単価に換算して表記。集計対象はファミリータイプのみ(専有面積30平米未満の住戸、事務所・店舗用は除外)。 それによると、11月の首都圏・分譲マンション賃料は、東京都での強含みや事例シェアの拡大が影響し、前月比+1.5%の2,738円/平米と5ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都は+1.9%の3,212円/平米と大きく下げた前月からやや持ち直した。対照的に、神奈川県(-0.9%、2,008円/平米)や埼玉県(-0.4%、1,585円/平米)、千葉県(-2.7%、1,494円/平米)では軒並みマイナスとなっており、埼玉県と千葉県では下落傾向で推移している。 近畿圏は、前