アップル(Apple)が、ホットストップ(HotStop)ならびにロケーショナリー(Locationary)という地図関連のサービスを提供する2社のベンチャー企業を買収していたことが米国時間19日に明らかになった。 ホットストップは2005年の設立で、iOSやAndroid OS向けに公共交通機関の乗り換え情報やトラフィック情報を提供するアプリを開発している。同社のサーヴィスは米、カナダ、英、仏、露、豪、ニュージーランドなど世界300以上の都市をカバーしており、月間アクティブユーザー数は200万人以上。ユーザーから集めたリアルタイムの交通情報を提供している点で、グーグルが先に買収していたウェイズ(Waze)と共通する。いっぽう、ロケーショナリーは、クラウドソーシングや自社開発のデータ交換プラットフォームを利用することで、地図上の店舗や催し物などに関する最新情報を提供している。なお買収金額等