国内で8600万人超が利用する無料通信アプリ「LINE」利用者の個人情報が中国で閲覧可能となっていた問題で、同社の出沢剛社長は23日、午後7時半から都内で会見を開いた。 冒頭、出沢社長は「ユーザーの皆様にご迷惑、ご心配をおかけしており、心からおわびを申し上げます。非常に多くのユーザーの皆様からの信頼を裏切るようになったこと非常に重く受け止めております」頭を下げた。中国からのアクセスは完全遮断したと明らかにし、LINEのコミュニケーションに関連する運用業務終了を発表した。現在、中国以外の日本国外で保管・管理しているデータも順次、日本国内に移転することを明らかにした。 LINEメッセンジャー(トーク)に関しては画像など一部コンテンツが現在韓国で保管されているが、2021年6月をめどに日本に移転を完了させる予定。LINE公式アカウントの画像や動画についても韓国から2021年8月までに移転する。