8月5日の日経平均株価は前週末比4451円もの急落となり、過去最大の下げ幅を記録しました。JBpressは今年2月、「つみたて王子」こと、なかのアセットマネジメント社長・中野晴啓氏と、さわかみ投信の創業者で日本の長期資産運用のパイオニアである、さわかみホールディングス代表取締役の澤上篤人氏の対談を掲載しました。両氏は株式相場の大幅な調整の可能性に言及しています。対談の後編を再掲します。(初出:2024/2/23)※内容は掲載当時のものです。 前編:【日経平均急落】いよいよ「大暴落」始まる?新NISAの投資初心者は大火傷か、過剰流動性はもう限界超えた 当たり前の「受託者責任」すらないがしろ ──前編では、日経平均株価が史上最高値を更新し絶好調に見える株式市場が「まもなく大暴落する」、控えめに言っても大きな調整は免れないと予測する理由についてお話しいただきました。こうした状況と中野さんが資産運