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ブックマーク / k-natsuba.hatenadiary.org (10)

  • ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS

    http://d.hatena.ne.jp/toruot/20100219/p1 それはもう、モノはいいようという奴なのでは。 出てこないと出てくるけれどすっ飛ばされるは違いますし、その図の図式は無条件で受け入れられるものではありません。イリヤの属するシャカイの向こうにしかセカイがない、というのもおかしな話で、浅羽とイリヤがそれぞれを保持すべきシャカイから、出会いによってそれぞれに放逐されたことによりセカイと出会ったのだ、そのように放逐する主体としてのシャカイはだから十分な強度をもって描かれねばならないのであり、そしてそれは現に描かれた、キミとボク、シャカイ、セカイの三項が全て描かれた、これはセカイ系を超克した傑作である、などという論の張り方は果たして不可能でしょうか? もちろん十分可能です。だからセカイ系論議は馬鹿馬鹿しい、セカイ系に結局都合のいい典型はないし、そんな空疎なものであるのな

    ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS
  • 2007-06-14

    セカイ系論議葬送。 所謂三大セカイ系、『イリヤの空、UFOの夏』『最終兵器彼女』『ほしのこえ』には、彼と彼女が出てきて彼女がどっかで戦争、以外に、あんまり共通点はない。 せめて彼女が戦争する「どっか」が彼の生活圏の外だったりして欲しいが、これは『最終兵器彼女』においてはそうではない。 生活圏の外、と言えば『ほしのこえ』でミカコが戦ってるタルシアンは地球には全然攻めてこない。ピンチは人類的なアレではまるでなく、まあ、物好きな宇宙開発の人が迷惑しているだけの話。 でもって『イリヤ』には、子供を導こうとして失敗したり子供にむかついてなぐったり色々する社会人のオトナさんが大挙して出演されておられます。 男子完全傍観、絶滅戦争、社会中抜き。セカイ系の三大特徴は、この典型と誰もが認める三作品においても勢揃いはしていない。 これが「セカイ系。そんなものがあるならほれ、ここに出してみなさい」と言われる所以

    2007-06-14
  • ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS

    告知。 冬コミじょーほー。 二箇所三箇所参加しております。なんか、色々書いた。 いっこめ。 http://d.hatena.ne.jp/tani-bu/20091102 http://d.hatena.ne.jp/tani-bu/20091229#1262041594 火曜日 東地区 "ポ" ブロック 38b 谷部 「声ヲタグランプリvol.04」 史上最大の厚さでお送りします、声優批評誌のトップランナーもいよいよ4号目。 前回の水樹奈々に引き続き、今回の特集は天使・堀江由衣。キモさ3割り増しでお届けします。 もうひとつの特集は、「僕たちの好きな声優77人」。ゼロ年代最後のコミケに、11人のキモヲタがついに立ち上がった。11人が7人の鍾愛の声優をキモさ全開で語り下ろす! その他、例によって例のごとくの声優アニメレビュー、新人声優レビューなどなど盛りだくさんの内容でお送りします。 告知してお

    ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS
    eal
    eal 2009/12/28
    これも期待(^^)
  • エロゲーにおけるセカイ系とは - 帰ってきたへんじゃぱSS

    セカイ系とはポストエヴァンゲリオン症候群のことだ、と言ったのは宇野常寛であり、そもそもぷるにえブックマークで提唱された時から、セカイ系とはエヴァ以降の、という問題意識がその根底に据えられていた概念だったはずだ。 超然主義的セカイ系論は、まずもって多様な方向の模索されたポストエヴァ的想像力*1が三大セカイ系*2的セカイ系へと収斂していく過程*3のダイナミズムを捨象してしまっており、セカイ系が来持っていた最も美味しい部分を失った、絞りかすだけを問題にする退廃的な態度であり、従って、ポストエヴァ性という時代的・文脈的制約を外したセカイ系論はすべて無価値であると言ってそう大きな取りこぼしはない。 このような切断を積極的に進めた笠井潔が一方で有栖川有栖のパズラー超然論を批判し大量死/大量生理論に拘って見せた、時代的・文脈的制約をこそ重視して見せたのは解せないのだが、バズワードをきっちり自分の守備範

    エロゲーにおけるセカイ系とは - 帰ってきたへんじゃぱSS
    eal
    eal 2009/12/19
    ポストエヴァを語るときにはエロゲは外せないらしい。セカイ系って最終兵器彼女のことだとばっかり思ってた。古いねどうもぼくは。
  • 2009-12-11

    冬コミ告知。 谷部は受かってます。 http://d.hatena.ne.jp/tani-bu/20091102#1257191261 【特集1】C77記念 俺たちの好きな声優77人 【特集2】堀江由衣 【特集3】声優顔座談会 といった内容で動いてます。 動いているはず。 それ以外に、なんとあのモーニング娘。学会さんを中心とした精鋭メンバーによる同人誌、「アイドル領域」に御呼ばれして原稿を書かせていただきました。 http://d.hatena.ne.jp/onoya/29100910/1260457766 http://d.hatena.ne.jp/musumelounge/20091210/p1 同人誌名:『アイドル領域』  (全92頁、頒布予定価格:500円) 日時:12月31日(コミケ3日目) 場所:東京ビッグサイト 以下のサークルに委託販売いたします。 サークル「はなごよみ」押井

    2009-12-11
  • 『エヴァ』から『ヱヴァ』までのアニメ十選。 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    『シムーン』BD化交渉支援のつもりで書き始めたエントリだけれど、結局間に合いませんでした。なので、せめて翠玉の日に。しかも9月第四月曜深夜と言う緩さで。深夜? 要はかのオタ軽10のもっとヒドいような奴です。 『エヴァ』放映終了後の96年4月から『ヱヴァ序』公開開始の07年9月、ということは実質07年7月クール放映開始までの期間の、これを外す奴とは親しく付き合えないという作品を十選んでみました。基準は、『エヴァ』以降の問題意識をどれだけ引き受けているかと、『ヱヴァ』への道均しをどれだけ終えているか。 なんというか、客観性なんぞはあるわけはないのですが、少なくとも俺はこういうことを考えながらこの15年、アニメを見てきたのです。 笑えばいいと思うよ。 機動戦艦ナデシコ(1996年) 『エヴァ』以降の流行りモノ、と思われているものは、大体は『ナデシコ』が準備していた、というのは、これはアニメ史的

    『エヴァ』から『ヱヴァ』までのアニメ十選。 - 帰ってきたへんじゃぱSS
    eal
    eal 2009/09/29
    すげー!後で読む
  • 庵野秀明総監督『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    二回目。 あー、今まだ二回目かよって言っただろー! って某所でゆったんだけどダレも『シムーン』ネタかよってゆってくれなくって寂しかったです。二話冒頭のアーエルな。シムーン脳がまだ治りません。治しません。 川崎チネチッタ、最前列ど真ん中で。 普通に泣けました。 映像的な衝撃は前回ほどは勿論受けなかったのだけれど、その分脚の妙を楽しめた、というか。 一例を挙げればシンジの「エヴァに乗るのが嬉しい人もいるんだ」とマリの「エヴァに乗るか乗らないかとかそんなことで悩むやつもいるんだ」とか、細かいところの照応関係が積み重ねられた挙句、ミサトさんには届かせられなかった手をシンジが届かせる、という流れには普通に感情を持っていかれました。 使徒は単に次々やってくるので、作品全体の経糸を因果性で通すのが結構難しいがためにこういう呼応関係を大量投入しているのだろうけれど、なんか、榎戸洋司作品ぽいなあという印象

    庵野秀明総監督『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』 - 帰ってきたへんじゃぱSS
    eal
    eal 2009/07/17
    ぼくも榎戸テイストを感じました。「序」のラミエル様なんかもウテナっぽいかな。
  • 庵野秀明総監督『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』 - 2009-06-27 - 帰ってきたへんじゃぱSS

    おいそこの「『ヱヴァ』? まあそのなんていうか、若気のいたりで『エヴァンゲリオン』にはハマったけど、まあ、あの作品にはあの作品なりの、なんていうの、90年代的? 同時代性みたいなのがあって、その歴史的役割的なもの的なところに反応した当時のボクのセンスはまあそれなりにシャープだったかな、なんて思わなくもないけれど、今更、ねえ。もう役割は終えたでしょって感じ。まあ、庵野さんも結婚して、コドモもとうかなみたいに思ったら不安になったってことかな(笑)。パチンコマネーで『エヴァ』の映画ね。生きるって辛いよね(笑)。見に行かないのかって? 一応アニメ好きで通しているボクが? なんかあえて見に行きませんでしたー、ていうのもさ、引きずってるみたいでカッコ悪いよね? まあだから、キミがどうしてもっていうんなら付き合わないでもないけど?」とかゆってる奴! いいからスタジオカラーにジャンピング土下座して今すぐ劇

    庵野秀明総監督『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』 - 2009-06-27 - 帰ってきたへんじゃぱSS
  • ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS

    補遺。 そうそう、30日のオフ会*1の時思ってたんだけれど http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20070626#1182869883 の記事ってリアルでのアイドルの動向がすっぽり抜け落ちているのよね。 モーニング娘。の活動開始が1997年で『ファンシーララ』が1998年というのは偶然ではないはずなのだけれど、そのあたりの話はアイドル方面から見るとどうなっているのか、お聞きしておきたかったのだった。 *1:http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20081230#1230720020 http://d.hatena.ne.jp/eal/20090102/p2

    ■ - 帰ってきたへんじゃぱSS
  • ぼくらのみのりん - 帰ってきたへんじゃぱSS

    http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20070525#1180102471で告知していた、みのりんイベントのパンフに書いた原稿をアーカイブしておきます。 誤植を直した完全版。 ぼくらのみのりん ぼくらのと言っても、鬼頭莫宏の漫画ではない。無論、新・麻原彰晃マーチでもない。みのりんは『ぼくらの』には出演していないし、みのりんが麻原彰晃その人だ、というわけでもオウム信者だというわけでもない ただ、『新世紀エヴァンゲリオン』とオウム真理教と阪神淡路大震災の1995年を経たサブカルチャー的想像力の文脈においてこそ、僕らは茅原実里を空想的に所有できた、というのもこれは間違いのないところである。 例えば彼女のアニメデビュー作はエイベックスアニメの『天上天下』棗亜夜役であるが、同作の原作者・大暮維人は、『エヴァ』とその半年後の『雫』の影響を最も色濃く受け、サブカル的な方向へ強

    ぼくらのみのりん - 帰ってきたへんじゃぱSS
    eal
    eal 2007/06/29
    声優の歴史、セラムン、エヴァ、そして茅原実里。
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