なお、このPDFファイルは、こちらからダウンロードできます。 それでは、この「テクノロジー・マップ(全体俯瞰版)」について、簡単に説明しておきたいと思います。 まず、この絵では、大きく「戦略」(上部)と「戦術」(今回の主題の部分)というふたつの領域に分けています。 これの意味するところは、テクノロジーは「戦術」(≒ツール)であり、「戦略」(≒目的、ビジョン)を達成するための「縁の下の力持ち」的な位置付けということを表わしています。 「戦術」の前には、必ず「戦略」があるということです。(目的に見合った適材適所でのテクノロジーの適用が意義あることなのです。) IT経営の観点から言うと、「戦略」は、その「戦術」によって、その成否が大きく左右されると同時に、戦略のない戦術などは有り得ないということです。(錦の御旗を失った賊軍とも言えるものです。) 「戦略」の領域では、明らかな(夢のある)「ビジョン