タグ

2017年6月4日のブックマーク (3件)

  • 岡﨑乾二郎の認識 抽象の力―現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

    展は、豊田市美術館のコレクションに、他館や個人所蔵家の作品もお借りして、19世紀末から第二次大戦後までの時期を中心に、美術だけでなく、建築、音楽、文学、ダンスにまで及んで相互に連関しあう「抽象の力」を、新たに汲み取ろうとするものである。キュレーションは、作家である岡﨑乾二郎氏。勤務館の展示は、どうしても客観性に欠けたり、自画自賛になったりする恐れがあるので、活動報告としてはよくても、レビューとしては取り上げにくい。けれど展は、岡﨑氏による企画(担当は千葉真智子学芸員)なので、ここでレビューとして扱わせてもらうことにする。なにより、美術の規範を形づくり、歴史の保存庫となるはずの美術館というものを、いま改めて考え直すためにも、この展覧会はとても重要なのである。 図1 会場風景[撮影:青木謙治] 1995年に開館した当館のコレクションは、良い意味でも悪い意味でも、通史的にはなりえていない。収

    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2017/06/04
    日本の洋画、写実、岸田劉生の流れでまいりました。「無形」ですか。抽象とは視覚や意匠の対象でなく「静的で固定的ではない事物との協働、身体に直接働きかける力」ゆえに芸術(表現)は活き活きとした生に繋がる。
  • 『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』コンピューターによる文芸批評の時代 - HONZ

    HONZが送り出す、期待の新メンバー登場! 西野智紀は24歳の若きレビュアーだ。産経新聞、週刊読書人などで執筆をしつつ、将来的には書評家一でやっていきたいという夢を持っている。デビュー書評がいきなりカブるという悲劇に見舞われたが、これが吉とでるのか、凶とでるのか。今後の彼の活躍に、どうぞご期待ください! (HONZ編集部) 売れる小説を書きたい――作家を志す人ならば、一度は妄想する夢だろう。印税収入だけで暮らしていけたら、人生どんなに楽なことか。しかし、当然のごとく世の中は残酷で、運よくデビューできても、ロクにヒットも出せぬまま消えていくケースなどいくらでも存在する。ましてや今や出版不況、売れない文芸作家に対する風当たりは一段と厳しい。 そうした非情な現実の嵐に懊悩するあなたの耳元で、書はささやく。実はベストセラー作品には、黄金の法則があるのですよ。しかもこれは評論家や批評家の主観的評

    『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』コンピューターによる文芸批評の時代 - HONZ
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2017/06/04
    定量的かつ客観的な小説の評価?勝ち負けの線引きは売上なのか。でもソートできるのはここまでで、創造性ってそこからはみ出るもの。物語の破綻、突拍子もなさ、過剰性を愛する者としてはAI先生だけではno satisfaction。
  • 1640夜 『君の膵臓をたべたい』 住野よる − 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    1640夜 『君の膵臓をたべたい』 住野よる − 松岡正剛の千夜千冊
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2017/06/04
    カワユイ少年少女反乱もの、先駆的な大林エンジンを搭載、別国のお化粧文芸、日本の幼若読者層の住野よる化、あまりに素直、あまりに優しく、あまりに日常的、あまりに無教養で、あまりにも先行者への目配りがない。