パナソニック製の専用機「UT-PB1」を携えて電子書籍市場に乗り込んできたRabooですが、楽天というユーザーにもなじみの深い場所で電子書籍の取り扱いが開始されたことは、いわゆるアーリーアダプタ層だけでなく、広く利用者を増やす可能性があり、面白い存在となりそうです。 ただし、現状では専用機を購入する必要があり、利用のハードルが高いのはいただけません。シャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」の例を見ても、専用タブレットが市場に受け入れられるかは不透明です。中期的にはAndroidやiOS向けにRabooアプリがリリースされるでしょうから、少し静観するのも賢明な判断でしょう。 ポジティブな要素としては、ソニーや紀伊國屋書店も含めた4社連合によるストア/端末の相互接続です。これは要するに、端末とストアをn:nで扱えるようにするというもの。より分かりやすく言えば、どの電子書籍ストアで購入
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