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ブックマーク / someru.blog74.fc2.com (7)

  • Hang Reviewers High / STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 02月号

    そろそろまじめに仕事を始めよう。遅すぎ。今日から久々にジョギングを再開した。何ヶ月ぶりか。やっぱり寒い方が走りやすいな。でも走り終わったあとでしばらくしてやっぱり踵が痛くなってちょっとやな感じ。 僕は去年が始まるときに「オラもうこうなったらいろいろやってヤンヨ」みたいなことを言っていたんだけど、今年はもっとさらにやろうと思う。やるというか、したい予定なのだけど、仕事がなかったら自分で作ってでもしようと思う。今年は、なんとなくみんな、よい書き手も含めて、(ますます?)アカデミズム方面に行くような気がする。しかしみんなが象牙の塔に向かうのは当然というか、今はそこしか受け入れ口がない時代なのだと思う。でも「当はそうじゃなくてもいいんだもんね」と少なくとも90年代を知ってる人は言ってもいいはずなのだ。たぶん知らない人には全く受け入れられないことだと思うけど、だから僕はどんどん軽薄にテキストを書い

    eborat
    eborat 2008/01/11
    「今はとにかく何かを否定して自分の立場を確保するのが優れた読みであるかのように思っている人が一定数い」 確かに。気をつけよう。
  • Hang Reviewers High / クイック・ジャパン75

    年末進行が終わった。来年の用意とか締め切りがはっきりしないものとかちょこちょこやることはあるのだが取りあえず終わった。疲れた。前にも書いたけど、秋ぐらいからずっと年末進行っぽい忙しさで11月くらいには死ぬ死ぬとか思っていたのだが12月になったらキーボードに触るのもイヤになるほど人間として出涸らし状態になったりもして大変だった。しかし終わったのだ。年が明けてからも忙しそうだけど、この数ヶ月よりはマシであると思いたい。 今月はさすがにこのブログも更新できなかったなあ。ケータイ小説の話で速水健朗さんにすこし引用していただいたのでサウスパークにからめて一筆書きたかったのだが時間が取れなかった。でもこれは、この休みの間にやろう。というかできれば今日書きたいが、書けるのか、書けないのか。それから吉田アミさんにも劇場版「空の境界」のことで言及していただいた。パンフのこと。これも書かなきゃ。で、もう一個書

  • Hang Reviewers High / クイック・ジャパン74

    沖縄に行ったり仕事をしたりと忙しい間に、Quick Japan Vol.74が発売されたのだ。このは何とPerfumeについての特集号で、僕も文章を書かせていただくことができた。依頼されて、そういう機会はもうないかもしれないと思ったので、すぐに引き受けた。語り尽くせない色々な経緯があって、できあがったのはこういうものである。 【FEATURES.1】 Perfumeアイドル」の意味を回復する3人 ■2007.9.17 新曲「ポリリズム」発売記念イベントレポート ■誌独占!Perfume10,000字インタビュー!! アイドルとして、テクノとして、どんな楽しみ方をされてもいい ■私がPerfumeを好きな理由。 ピエール中野(凛として時雨)/大谷ノブ彦(ダイノジ)/ 後藤まりこ(ミドリ)/サエキけんぞう/辛酸なめ子/SPECIAL OTHERS/ 西脇彩華(9nine)/掟ポルシェ(

    eborat
    eborat 2007/10/16
    泣いてしまった。
  • Hang Reviewers High / m-flo loves Crystal Kay「Love Don't Cry」

    このブログで使っているリンク先のポップアップを表示するサービス、Snap Preview AnywhereがSnap Shotsと名を変え、機能も増えたようだ。YouTubeの動画やFlickrのアルバムにリンクするとポップアップ内でそれらを操作できるようだ。また、MP3にリンクするとプレイヤーが表示されて再生操作を行えるらしいが、サーバに直置きのMP3を再生させるのはずいぶん重そうである。それに、ポップアップからフォーカスを外すと再生が止まってしまうのは使いにくいような気もする。 なぜこんなことを書いているかというと、今からYouTubeにリンクしようとして気づいたからだ。リンクするのはm-floである。彼らは、僕の興味の範疇に入って来にくい人達だった。いわゆるヒップホップカルチャーという文脈だけで音楽を聴いていると、彼らの音楽はラップミュージックだが、ジャンルのメインストリームとして考

    eborat
    eborat 2007/04/21
    相変わらず、痺れる。
  • Hang Reviewers High / 鈴木亜美 joins キリンジ「それもきっとしあわせ」

    鈴木亜美の最近の活動については人と意見が分かれて、僕は聴く前にかなり否定的だった。 僕はヒットチャートとは一線を画するようなミュージシャンがアイドルをプロデュースした仕事を、そんなに嫌いじゃない。むしろ好ましい。しかし、この企画はよくないと思った。最初にこの企画を知ったのは雑誌広告である。そこにあった鈴木亜美の写真には人形然とした演出が施されており、それを見たからこそ、僕はげっとなった。その広告はアイドルというものを批評的に表現しているわけだった。この批評性が、よくある陳腐なものだからいけないということではない。そうではなくて、ならばこの操られる人形というポジションにいるのは間違いなくアイドルでなくてはいけないだろう、ということだ。ここに今の鈴木亜美は来ないだろう。僕はそう考えたのである。まず今の鈴木亜美をアイドルの立場にあてがうのは勘違いも甚だしい。2007年において鈴木亜美が何かを象徴

    eborat
    eborat 2007/04/02
    わかる。確かにそうだ。今日は良い文章にたくさん出会うなあ。
  • Hang Reviewers High / 東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム

    当初、僕は東浩紀という人を誤解していた。彼の仕事において対象への熟知がない故に、細部にわたっての正確さがないことを批判的に断じたことがあったと思う。しかし研究家とか学者とも違う、彼はダイナミックな絵を描く、今どきまっとうな意味で批評家だったのだ。僕は後にそう考えるに至らなかった自分を恥じた。 その考えがはっきりとまとまったのは、ロフトプラスワンで2003年に行われた「夜のファウスト祭」を見たときだと思う。東浩紀はものすごい情熱をもって、ライトノベルのシーン全体が全く未成熟であること、関係者とファンが一体となって信じている盛り上がっているという意識なんて内輪のレベルにすぎないことなどを語った。それは浮かれた状況に冷や水を浴びせて悦にいるような子供じみたものではなく、またコミュニケーションの一助として議論をふっかける学者や論壇にありがちな醜悪な態度でもなかった。素晴らしい愛情があった。彼は

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    eborat 2007/02/19
    …しかし社会学というものが、人間が自分たちについて考えるのをやめるために使われるべき方便でないと知っている。それは自分を甘えさせる詐術だ。
  • Hang Reviewers High / AKB48「制服が邪魔をする」

    AKB48にはほぼ興味がなかった。しかし秋元康の仕事を僕はかなり評価しているため、AKB48についても「スカート、ひらり」などはいいと思っていた。デビュー当時のAKB48は「アキバ系」のブームの流れから導き出されていた。これは過度に清楚さと処女性を強調しつつ少女に対する性的な幻想を味付けとして使うという80年代アイドルのパロディ的存在でありつつ、現在のオタク文化が持っている保守的な女性観との一致を正しく指摘したものだと思っていた。だが、最近このグループのリリースを意識して見ていなかったうちに、どうも様子が変わってしまったようである。PVを見ればより明らかだが、「制服が邪魔をする」は推定少女の焼き直しと言っていい。 「女性としての性を求められるが故にハードな現実を生きる制服少女」という90年代的なキャラクター性は、パロディとして現在について批評的な視線を投げかけるものではない。つまり僕は「渋

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    eborat 2007/02/05
    AKB48・秋元康の仕事考
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