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この本では「ショートストーリー」を効果的に用いている。 ストーリーは実際のビジネスの現場で新規事業プロジェクトをリードする立場になった健太郎が、身につけたはずの論理思考がうまく機能せず苦労するところからスタートする。 そして上司小沢からCRICSSを伝授された健太郎はチームメンバーのやる気に猛烈に火を点けることに成功し、新規事業は社長承認を受け見事GOとなる。 では、現場のやる気を爆発させるCRICSSとは具体的には何なのか、早速見てみよう。 人のやる気に火を点ける6つのボタン「CRICSSの法則」 1. C = Commitment(コミットメント) コミットメントはご存知の方も多いのではないかと思う。 あのカルロス・ゴーン氏が日産自動車の社長に就任した際にまず掲げたのがこのコミットメント、「必達目標」だ。 ただの目標ではない。「必達」だ。 ゴーン氏の場合、「この目標が達成されなければ社
論理思考を使いこなしてバリバリ仕事をする人は、なんだか冷たい印象があります。 コンサル会社の某マッ◯ンゼー出身の人達とか、なんだかそういうイメージです(偏見?)。 勝間和代さんにアンチが多いのは、そういう理由があるかもしれません。 あなたも、学んだ論理思考を使ってロジカルに語っているつもりでも、もしかしたらまわりの人は煙たがっているかもしれません。 そこで本『ほんとうに使える論理思考の技術 』の著者は上記のように、論理・心理の両輪で人を動かすことをすすめています。 ここではそのエッセンスをカンタンに紹介します。 1. 論理思考は主張1つに根拠3つ 論理思考、ロジカルシンキングというと、なにやら難しく考えてしまう人もいそうです。 本書で紹介されている、これだけでOK!という基本中の基本が、ピラミッド・ストラクチャです。 とても簡単なことで、 (1) 主張と根拠を分ける (2) 1つの主張につ
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