ペルセウス座流星群 【波多野陽】たくさんの流れ星を観察できることで知られる「ペルセウス座流星群」が、12日深夜〜13日未明に見ごろのピークを迎える。今年は真夜中前に月が沈むため、月明かりに邪魔をされない好条件で観察できるという。 宇宙空間にある直径1ミリから数センチのちりが地球の大気との摩擦で光ると流星になる。ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座、12月のふたご座と並ぶ「3大流星群」の一つだ。 国立天文台は、最も多く流星を見ることができる時間を13日午前3時と予想し、前後数時間での観察を勧めている。北東を中心に空の広い範囲に星が流れるので、視界の開けた場所から観察しやすい。暗い場所なら1時間に50個以上の流星が見られそうだという。ピークを過ぎても、今後1週間程度は、普段より多くの流星を見ることができる。 関連記事今週の朝日小学生新聞7/21生命の神秘、探る光の「目」 名古屋大の挑戦