9月6日から11日までドイツ・ベルリンで開催された家電展示会「IFA」に行ってきた。私が同イベントを訪ねるのは、2010年から毎年続けて今回で4度目だ。IFAはいまやヨーロッパの一地方の展示会ではなく、世界市場を対象にしたワールドトレードショーになった。今年の来場者は約24万人。うちトレードビジターは1.4%増えて14万2000人超(残りは一般客)。ドイツ国外からの来場者は2.2%増えて4万6000人。出展社数は前年の1439社から1493社へと3.8%増えた。 私は正月にラスベガスで開催される「International CES」、9月のIFA、そして日本で10月に開催される「CEATEC」と、世界の家電展示会を近年漏れなく取材している。CESとIFAはかなり様相が違う。CESは家電というより、IT・コミュニケーションを軸にした新技術展示の場だ。新しい技術をいちはやく世界に提案する展示会
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